パーカッションについて

パーカッション、いくつ知っていますか?

市場で楽器として売られているものの他にも

かなりの数がありますよね。

極論すれば、音が出ればパーカッションなんですよね。

ドラム缶でもバケツでも、すごい演奏できる人がいますから。

とは言え、他の楽器と合わせることや、音楽の中に馴染むには楽器が良いに越したことは無いです。

パーカッションの良いところは、完成された楽曲の中に入り込む余地がある、

そして楽曲をカラフルに飾り付けすることが出来る

というところでしょうか。

また、楽器の種類にもよりますが、

音を出すこと自体とても簡単です。

叩けば良いのです。

でも曲の中に馴染むにはバンドのリズムにハマっていなければなりません。

ハンドクラップもパーカッションのひとつですが、

印象に残っているエピソードをひとつ紹介します。
ベーシストのジャックブルースのライブを観に行った時のこと。

ドラムはサイモンフィリップス。

ジャックブルースがイントロを弾き始め、オーディエンスをあおる

オーディエンスが手拍子をはじめる

手拍子がバラバラ!

サイモンフィリップスは大きく首を左右に振り、ため息のポーズ

そしてサイモンフィリップスは手拍子のテンポよりもかなり速めのテンポでビートを刻みはじめる

手拍子が乱れ、消える
そうなんです。

誰でもできそうなことが実は一番難しかったりするのです。

あの時のサイモンのガッカリ顔を思い出すと、

手拍子も時と場合をわきまえなければ

と思います。

手拍子は大勢でやれば演奏者にも聞こえますので。

まあ同時に

サイモンは純粋に音楽を楽しむことができない職人さんなのか

ずっと世界のトッププレイヤーであり続けているというのも大変だ

とも思いました。

投稿者:

kou

hidekaのドラマーとして活動しています、kouです。 主に都内でライブをしています。 最近ではドラムの他にも、hidekaMusicの動画撮影や編集もさせてもらっています。 また世界中を旅することができる時代になったら、いろんな国でライブ したいと夢見ています。

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