その瞬間のメインは誰なのか

楽曲を演奏する時、その瞬間にメインとなっている音はどの音なのかを一瞬で判断するのはとても大切なことです。

ジャズセッションでは大変わかりやすいです。

リードする楽器がいたり、ソロを回したりするからです。

誰かがメインで演奏している時、大抵は他のメンバーはベーシックな演奏をします。

メインが盛り上がってきたのに反応したり、コール&レスポンスをしたりすることもあります。

ジャズセッションで楽しいのはこの辺だと思います。

さらに、メインを煽るためにベーシックから外れた演奏をすることもあります。

メインの奏者がそれにノッてきたら、煽った方としても盛り上がります。

ただ、やり過ぎは危険です。

独りよがりになってしまう危険性もはらんでいるのです。

周りの音をよく聴くことは何にも増して大切なことです。

その瞬間にメインの奏者は誰なのか、聴いている人はどこを聴きたがるか

これを忘れなければ大丈夫です。

自分がやるしかない

ドラムに限った話ではありませんが、何かをやる時に
やるなら本気でやったほうが楽しいし、関わる人たちだってそう思うはずです。

本気でやっている人なら信頼できます。

自分からやる場合はもちろん、頼まれてやる場合も同様です。

手を抜くと楽ですが、それだと自分が得るものも小さいはずです。

相手に与えるものも同様です。

だからどうせやるなら

自分がやるしかない

と思って物事に取りかかることで真剣さ加減が増すのです。

評価は後でついてくるはずです。

まずは自分の基準の中で、やれる事を最大限にやってみるべきです。

よく自己満足だと悪いような言われ方をしますが
まず第一には自己満足できるかどうかです。

最大限の自己評価ができるほどの自己満足なら他の人にも伝わるはずです。

評価も含めて自分がやるしかないのです。

受け取り方

複数の人が同じ音楽を聴いたとします。

そして感想を求めたとします。

すると、同じものを聴いているのに感想は人それぞれですよね。

受け取り方が違うのです。

人と同じように受け取ることはできないのです。

育った環境、聴いて来た音楽、その日のコンディション、その音楽を聴く環境

人それぞれ全然ちがいますよね。

だからポイントが異なるのです。

歌詞に惹かれる人
声を惹かれる人
曲の良さに惹かれる人
演奏に惹かれる人

まだまだあります。

さらに歌詞の中でも、ここの歌詞が最高だから良い、とか細分化していくとどんどん出て来そうです。

もちろん奏者はこういう感じで聴いて欲しい、という想いはあると思います。

でも、どう受け取るかは受け取る側の自由に委ねられています。

そして、感想には正解も不正解もないのです。

文字通りその人が感じたままです。

何れにしても、受け手の心が動くからこそ感想が出てくる訳です。

受け手の心が動くような演奏をしていくのが、演奏者としての喜びであり、やりがいでしょう。

バンドマンとドラマー

私はドラマーkouというタイトルでブログをやっているわけですけれども、実はタイプ的にはドラマーというよりはバンドマンなのではないかと思っています。

ドラマーというと、スタジオミュージシャンの方も含まれるわけですよね。

スタジオミュージシャンといえば、曲を知らずにスタジオに行って、譜面を渡されてパッと演奏できてしまう方ですよね。

そうだとすると私は全然違うわけです。

私は同じ曲を繰り返し個人練習し、バンド練習してようやく披露できるようになるタイプだと思っています。

もちろんセッションもたくさん経験しているので

ノリでいいからやって

と言われれば多少はフィーリングだけで演奏することができます。

でもそれは自分の中で納得いく演奏になることは少ないです。

偶然性に頼る部分があるからです。

スタジオミュージシャンなら、たとえ得意不得意があってもそれを感じさせない演奏ができて当然です。

当人にとっては

この方が得意だからこう叩こう

という気持ちで叩いているのかも知れませんが、聴くほうにはそんなことを全然感じさせない

それがスタジオミュージシャンですよね。

残念ながら私はそんな域には到達していません。

また、スタジオミュージシャンはあえて〜ぽい演奏をしてほしいという要求に対して、個性を消して演奏することもできる人だと思います。

そこまで要求を飲むかどうかはその方の判断だとは思いますが。

でも私が〜ぽい演奏をしてほしいと言われたとして、真似してもしきれない、煮え切らない演奏になりそうです。

もちろん、今までにいろんなドラマーから影響を受けているのですが
やはり出てくる音は私というフィルターを通した音になっているのです。

受けた影響を隠すことは意識したことがありませんし、隠せないです。

ということで、私はドラマーですが、バンドマンだと自覚するわけです。

カウントいろいろ

カウントの出し方にもたくさんあります。

2.4.8.16ビートで一般的なものではスティック同士を叩いて拍を叩く

1234

もしくは

1.2.1234

ですね。

叩く前にその曲のテンポを頭の中に思い浮かべながら出すのです。

ジャズの場合だとフロントマンが指で裏拍を鳴らしながら

1.2.1234

ということが多いです。
少し変わったカウントかも知れないですが、ノリをわかりやすく出すために

1-2-3-4-
(-の部分は弱めに叩く)

とか

1—2—3—4—

というカウントもあります。

これは私が好きな佐野康夫さんがよくやっています。

初めて聞いた時はびっくりしましたね。

でも、ノリをカウントから出し始めるという感覚は好きです。

カウントなし、合図もなしでアイコンタクトだけで曲を初めてしまうということもやったことがあります。

うまくいけば良いのですが、この始め方のために練習しなければなりません。

まあ、これですべてうまくいくなら多くの方がすでにやっているはずですよね。

しっかりとテンポを出すことが大事、さらに曲のノリを予測させるようなノリのあるカウント出せたら最高ですよね。

カウントを出す

無音の状態からカウントを出す瞬間は緊張感があります。

その曲のテンポを思い出してカウントで再現しなければなりません。

メトロノームで確認する方法もあると思いますが
曲の流れの中で続けて演奏するようなときには、いちいち確認していられません。

やはり記憶の中にあるテンポを瞬時に再現することになるわけです。

でも、たいてい曲を思い出す時はテンポも同時に思い出しているわけです。

人間なので多少は違うこともあるでしょうが
その時のテンションを反映する等
少しの違いくらいなら逆に面白いこともあります。

曲が始まってしまえば、誰かが指示しない限りは途中でテンポが変わることはないと思います。

もしもその違いが許せないというならば、始める前にメトロノームで毎回確認するとか、
一番正確にテンポを出せる人がカウントを出せば良いと思います。

もしくは、音源に合わせて演奏すればこの辺の問題は全て解決します。

実は今私が演奏しているhidekaさんの場合はほぼ全てが音源と同期演奏するという形をとっています。

これだとテンポに関する悩みはないわけです。

何しろ相手はPCなので狂いようがありません。

テクノロジーは積極的に取り入れるべきだと思います。

時代が変化する中で、音楽も変化して当然です。

私は変化に乗っていきたいと思っています。

アートとしての音楽

アートとは何でしょう?

私は、アートとはその人なりの表現だと思います。

だから、上手いとか下手とか、綺麗とか汚いとか、いろんな表現ができると思いますが、結局のところ

好きか嫌いか

ですよね。

音楽で言えば、例えば楽器を使って演奏したものだけがアートではなく、
どんな音でもそれを作品としてしまえばアートになり得るのです。

世の中にはいろんな音が溢れていて、それがたまたま楽器とか歌で表現されたものについて作品として評価されるものが多く、聴きたい人が多い
ということですよね。

でも、たとえ聴きたい人が誰もいなくても、それが自分の表現だと言えば作品なのです。

だから、自己満足のアートという考え方事態があり得なくて
自己満足であろうと多くの人に受け入れられようと
どちらもアートには変わりないということですよね。

アーティストと呼ばれることを嫌うミュージシャンもいるようですが、
人と違ったことをして、作品の中で表現できる人という意味で

私はアーティストでありミュージシャンでありたいです。

hideka OFFICAL GOODS STORE

hideka OFFICAL GOODS STORE

https://suzuri.jp/koukoukou

hidekaさんのグッズを購入できるサイトにて、厳選されたグッズが好評発売中です。

私のHPからサイトにリンクを設定しました。

パソコンでご覧の場合はトップページの左側のメニューから

スマホでご覧の場合はトップページ右上のメニューバーから

それぞれサイトに飛ぶことができます。

商品のデザインは全てオリジナルのものです。

hidekaさんのファンならおなじみの

アルバム ‘hideka’ のアートワーク

‘hideka music’のロゴ

それに、

Brain to Dream Ofのイメージキャラクター

‘のうちゃん’

です。

のうちゃんは知る人ぞ知る、といった貴重なデザインでしたが
今回グッズを作るにあたって私が最も作って欲しかったものです。

元の作品はhidekaさんがデザインしたものをパーチメントクラフトという技法で表現した大変精巧なアートワークでしたが
hidekaさんにお願いしてシンプルな線で描き直していただきました。

是非手にとっていただき、あなたの暮らしの中に取り入れていただきたい一品です。

‘hideka music’のロゴ
こちらはhidekaさんらしく、UFO がさりげなく主張するUFO edition がオススメです。
商品の種類も豊富に取り揃えています。

季節ごとに商品を入れ替えることも考えていますので、ぜひこの機会にお買い求めください。

チケット発売中です

12/7のライブ、チケット発売中です。

対バンのHasta La Vista Babiesは

hidekaさんが以前していた
LOCO-HOLIDAYS
のメンバーであった上条兄弟が現在活動しているバンドです。

私を含め、リアルタイムで聴いていた皆さんにとってはたまらないメンツですよね。

是非、この機会にhidekaさんの素晴らしい世界観を体験してみてください。

MIX?PHONEMIX?

2016年12月7日(水)
下北沢 club251
(東京都世田谷区代沢5-29-15
SYビル B1F)
OPEN 18:30
START 19:00
ADVANCE ¥2,500
DOOR ¥3,000
BAND:
hideka
Hasta La Vista Babies
Haregalas
sWan

出番は3番目、20:30頃の予定です。

CLUB251
http://www.club251.com/index.html

チケットのご予約

1.このHPのCONTACTに、公演日時、お名前、枚数をご記入のうえメール願います。
当日受付にてご予約のお名前を言っていただければ前売り料金で入場できます。

 
2.hidekaさんのHPからご予約の方

http://www.hidekamusic.com/

からどうぞ。

3.こちらのURLからも直接購入できるようですが、会場に先着しても入場順は後になるようなので、なるべくならこのHPかhidekaさんのHPから予約することをお勧めします。

http://t.livepocket.jp/e/251161207

ツインペダル

バスドラを2つ使わなくても、1つのバスドラで2つのペダルを操作することでツーバスと同様の効果を発揮できる画期的な器具

それがツインペダルです。

ツインペダルだとバスドラを持ち込みする必要がなくなるため、大変便利です。

私はある一時期に、しかもコピーバンドでしかツーバスやツインペダルを使う曲はやってこなかったので、詳しく語ることはできません。

ただ、やはりソロでドラムを叩くときにはなかなか面白いかもしれないです。

ツーバスやツインペダルをなぜやらないのか?

ジャンルの好みもありますが、ハイハットコントロールの問題があるからです。

普通のハイハットを使うとすると、開きっぱなしか閉じっぱなしのどちらかしかできません。

リモートハットなどを使ってハイハットを2つ使うとしても、曲中で使い分けできるという選択肢が増えるだけで
やはり解決できません。

器用な方はつま先とカカトを両方使ってハイハットもコントロールしてしまうようですが、これも相当練習が必要そうです。

ここまでしてでもツーバスの音が欲しいという方は自分なりに研究してみると面白いと思います。

私はハイハットの音色にこだわりがあるので、ワンバスにこだわっていきたいです。