優しく叩けば小さな音がします。
ただ、優しく叩き続けるのは大きな音で叩き続けるよりもずっと難しいです。
なぜならスティックコントロールや感情のコントロールが必須になってくるからです。
衝動的に、感情のままに
こんな感じで作った音源はリスナーの感情に訴えかけてきます。
それはその通りだと思います。
ただ、それをそのままではなく
自分のフィルターを通して表現した
もしくは時間をかけて考えた
そんな作品はずっと残るような気がしています。
で、衝動的な激しさではなく
昇華された、濾過された、より純度の高い感情
これを表現するのが小さな音だと思っています。
物理的に小さな音というだけではなく
一音にどれだけ感情を込められるか
だと思います。
大きな音の回とは打って変わって
精神論みたいにになってしまいましたが、
小さな音でなければ表現することが出来ない楽曲
というのがあるはず
私はそう思っています。