個人練習はどこまでやるべきか

バンド全体のリハと比べると

個人練習は地味であり地道です。

しかし、個人練習ができていないと

バンド練習が楽しくないですよね。

逆に個人練習が万全だと

バンドリハが楽しみで仕方がないと思います。

では、どこまで個人練習をすべきなのでしょうか?
私の持論ですが

考えなくても叩けるようになるまで

だと思います。

次はどう叩くんだっけ?

なんて考えながらではリズムがもたります。

むしろ、自分のプレイについては無意識で

周囲の音をよく聴けている状態

これが理想かと思います。

この境地に至り、この境地を維持することができれば

バンド全体を俯瞰することができるようになり

バンドの演奏をよくするための方法も思いつくことでしょう。

ただし、無意識で叩けるようになっても集中力は絶対に必要です。

自分のプレイに責任を持ちつつ

全体の向上のために意見を持てる状態

これは個人練習を重ねるほどに

近付くことができる境地でしょう。

機材のメンテナンスについて

昨日、私は自分の身体のメンテナンスをしてきました。

結果はパーフェクトでした。

充実した生活を送っているからでしょうか?

年を重ねるごとに健康になっていく不思議な身体です。

たとえ健康だとしても、維持するにはメンテナンスが欠かせません。

 
で、機材のメンテナンスですが、生ドラムの場合電子部品や回路がないのでそこは楽です。

1.ヘッド

いわゆる皮です。

テンションをかけて張っているうえに
叩くので当然ダメージがあります。

張り替え頻度は人それぞれですが、

自分の目や耳で判断することで良いと思います。

2.ネジやボルトの緩み

長年使用しているとネジやボルトが緩んできます。

頻繁に締め直す必要はありませんが

ヘッド張り替えのタイミングで

胴部分のネジやボルトの確認は
しておいたほうが良いでしょう。

ドラムスローン(イス)やスタンド類も

よく可動させる部分から締まりにくくなったりするため確認が必要です。

3.シンバルの割れ

シンバルは割れることがあります。

割れるとサスティーンが短くなり

それまでの使い方では使えなくなってしまいます。

縁に亀裂が入ったら、その亀裂がどんどん中心に向かって進行してきます。

亀裂部分をカットしてしまうと一時的にしのぐことができます。

でも、内側が円形に割れてしまうとやっかいです。

4.ペダルの調整

これは毎回チェックしたほうが良いです。

ペダルは調整できる部分が多いので

逆に言うとそれだけ不具合が起きやすいということになります。

ちなみに私は演奏中にビーターを折ったことがあります。

ビーターの長さは長年変えたことがなかったので

同じところに力がかかりすぎたのでしょう。

前触れもなくこういうことが起きることもありますが

メンテナンスによって避けられる事態もありますので

できることはしておいたほうが良いと思います。

曲に対する思い入れ

音楽を聴く人なら

自分が好きな曲を聴くに対する思い入れというものがあると思います。

アーティストが魂を込めて作った作品なので

作ったアーティストとしても思い入れは当然あると思います。

そして作品の面白いところは

リスナーの解釈やそのときの心境などによっては

リスナーがリスナーの頭の中で勝手に曲を育て上げてしまうことがあるということがあるということです。

アーティストが作った曲がリスナーの中で生き始めた感じでしょうか?

テレビやラジオが主流だった頃と比べると

今はメディアが多様化しており

個人が好きな音楽も多様化していると思います。

そんな中で

アーティストが作った作品が

あるリスナーの心の中で生き始める

これって音楽を発信する側からすると

すごく嬉しいことですよね。

売れることも大切ですが

リスナーの心にどれだけ残るか

どれだけリピートしてもらえるか

そこを意識していきたいところです。

手癖フレーズについて

意識しなくても自然と出てくるフレーズのことを手癖と呼びます。

楽器を長くやっていると

なんとなくやってしまうフレーズというのが出てきてしまうと思います。

それも個性ですから良いですし

音やフレーズを聴いただけで
誰の演奏かがわかるというのは

すごいことだと思います。

また、曲が作品になった時に

ずっと聴き続けられていると

ここにはこのフレーズしかない

と思わせられるものです。

 
でも、いつも同じようなアプローチで良いのか、という疑問が自分の中に浮かび上がったときは

思い切ってアプローチを変えてみる時だと思います。

これは生活パターンにも関係してくると思います。

いつも同じような生活を続けていると

同じようなアプローチになりがちで、

何か変化のある生活を意識していれば

アプローチも変わってくるのではないでしようか?

この辺も昨日書いたスティックのグリップと同じく

実験してみなければ体感出来ないと思います。

毎日何か違う新しいことをする

これでドラムだけではなく

人生まで変わってしまうかもしれないです。

そうなるともう手癖か良いのか悪いのかとか

そんなこととは別次元に進んでいることでしょう。

マッチドグリップの研究

まだまだ研究の途中ですが

経過で思うことを書こうと思います。

昨日スタジオに個人練習で入りました。

テーマは音量コントロール、音質の変化でした。

セッティングはいつもより少し自分寄りにして

スティックをいつもより短めに持ってみました。

この練習は過去にもしたことがあったのですが

必要性に迫られていなかったせいか

中途半端で終わっていました。

で、やってみるといろいろ気付くことがありました。

1.音量を抑えることができる

そうです、この効果は最も狙っていた効果です。

ドラムは普通に叩いただけでも大きな音が出ます。

そしてドラムの音量がバンドの音量を決める要素になるため

バランスをとるにはドラムの音量を調整することが必要となります。

スティックを短めにグリップすると

遠心力が加わっていた分の力が減り

音量を抑えることができます。
2.スティックコントロールがしやすくなる

一番自然なのは手で楽器に触れることですが

ドラムの場合はどうしてもスティックの長さ分

手と楽器が離れざるを得ません。

これが少し近づくだけでも

感触的に近くなります。

そうすると振り上げ動作、振り下げ動作がスムーズになり自然と力が抜けます。

とりあえず利点だけ挙げてみましたが

これは知識として知っているだけでは

身につきません。

是非実際に実験してみることを

お勧めします。

スティックの持ち方

スティックの持ち方は大きく2種類あります。

1.マッチドグリップ

左右とも普通に握ります。

自然な握り方なので馴染みやすいです。

私はほぼ全てこちらです。

大きな音や速いフレーズも比較的やりやすいです。

2.レギュラーグリップ

右手は普通で、左手は親指、人差し指、中指で支える握り方です。

ジャズ系の人に多いです。

もともとスネアドラムはマーチングで太鼓を肩から吊るして歩きながら叩いていたものであり

そのときの叩きやすいスタイルの名残から今も残っているようです(諸説あります)。

大きな音を出したり、速いフレーズをするには

たくさん練習する必要があります。

人によってはレギュラーグリップでも相当の音量を出している方もいるので

不利というわけではなさそうです。

なにより、上手そうに見えますよね!

見た目って大事です。

 
今、私が試しているのは

マッチドグリップでのスティックコントロールです。

握る位置を変えただけでも音への影響が大きいのです。

試してみる価値はあります。

印象について

観せ方や聴かせ方はまさに個性が如実に表れるところだと思います。

バンドであればそのバンド全体の観せ方や聴かせ方を客観的にとらえ

観る人、聴く人にどんな印象を持って欲しいかを考えておいたほうが良いかもしれません。

どんな部分を見せたくて、どんな部分を見せたくないのか

ここははっきりしておいたほうが

コンセプトや理想の客層が明らかになるでしょう。
イメージ、印象というものは

ときに与えたいと思ったものとは

全然違って伝わることがあります。

それは人それぞれの感性に任される部分があるため

ある程度は仕方がないでしょう。

でもコントロール可能な部分もあると思います。
立場を変えて考えてみましょう。

あなたも好きなアーティストがいて、そのアーティストに対する印象があると思います。

あなたがどういうところからその印象を受けるに至ったかを思い出してみましょう。

きっとあなたはそのアーティストが人々に与えたいと考えた印象のうちのいくつかを受け取っていることでしょう。

アーティストが与える印象というのは

リスナーにとって大きな意味を持ちます。

だからと言っていつも保守的では変化がないので

思い切り違う部分を見せるのも面白いと思います。

音源完成!

たった2日前にコーラスを録音しました。

が、アーティストさんが昨日一日中パソコンに張り付いてミックスしてくださり

作品として完成しました!

調整作業は気の遠くなるような細かい作業だそうです。

目と耳を酷使するので、休みながらでなければできないそうです。

出来上がりを聴かせていただきましたが

自分の声とは思えないくらい作品に馴染んでいてビックリでした。

ましてや、僕が大好きで何年もの間聴いていた曲なのです。

ただただ感激しています。

強い想いを持ち続けていれば夢は叶うのだと、再度実感しています。

人を動かすことさえできるのだと思います。

私はこれからも夢を叶えていきます。

レコーディングについて

昨日コーラスのレコーディングの話をしました。

そこでレコーディングで改めて思ったことです。

1.技術的側面

レコーディングで使用されるマイクは高性能で
ほんの少しの音でも拾います。

他の音とミックスされたら小さな音は聞こえなくなると思いますが

録っている段階では鮮明に聞こえます。

なので、自分が出来る最高のポイントまで調整してから

レコーディングに臨むのが良いかと思います。

一度レコーディングを体験したら練習の仕方も変わると思います。

2.心理的側面

上記のように微妙な音までクリアに聞こえるため

自分のプレイがいつもと違って聞こえることがあります。

そうなると自分の中に持っていた理想の音やプレイができていないかもしれない

なんて思い出すのです。

で、自分で自分にプレッシャーをかけてしまい

いつものプレイができなくなったり

だんだん焦ってきてテンションが下がったりします。

これも一度レコーディングを体験すると

次回からはイメージトレーニングしやすくなると思います。

コーラス録音

昨日コーラス録音してきました。

アーティストが心を込めて作った作品をに

精一杯の魂を込めました。

私は妄想癖があり、その作品に勝手にコーラスを付けて頭の中で再生していました。

なんとそれが現実に作品の一部になるという幸運に恵まれました。

アーティスト、作品については後日発表します。

それにしても、レコーディングのマイクというのは高性能で

微妙なニュアンスをしっかりと拾うのですね。

コーラス録音はかなり久しぶりだったので

自分で勝手にプレッシャーをかけてしまいました。

何度も録音していると声にガラガラというのが混ざってくるので

そのたびに中断してしまいました。

ボーカリストって大変なんですね。

とっても貴重な体験でした。

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