自信をつける

自信とは、いつ身に付くものだと思いますか?

あなたはドラムを始めてからどれ位で自信がつきましたか?

私は自信は自分で作るものだと思っています。

ある程度叩けるようになったら、自分で自信をつけてしまえば良いと思います。

特に人前で演奏する場合は

自信がない演奏ほど頼りないものはありません。

実力以上のものが発揮できることはないとしても

現状の実力で精一杯やればよいと思うのです。

自分はドラマーとして作品を表現する役割を担っている

という自覚が自信につながり、リスナーの心に届くのでしょう。

なので、日々の練習をすることはもちろんですが

少しだけ演技して、自信のあるように振る舞ってしまえば良いと思います。

そうしているうちに、それが演技ではなくて自然なものに変わる時が来るでしょう。

 
イメージトレーニングはかなりお勧めです。

自分が目標としている姿を具体的に想い描きます。

その時に自信を持っているという感情まで想い描きます。

それを繰り返しているうちに

目標としている状態に近付きます。

実際の練習とイメージトレーニングを組み合わせる、そして自信という感情まで想像する

これを日々、何度でも繰り返してみてください。

3ヶ月後には何かの変化があるはずです。

私にできたので、誰にでもできると思います。

是非やってみてくださいね。

踊れる音楽とは

いつも私見で書いていますが、今回はより私見です。

踊れる音楽とはどんな音楽でしょうか?

世間で流行している踊れる音楽を聴いてみると

4つ打ちドラムが多い

ということに気付かされます。

いわゆるバスドラが1.2.3.4の各拍に入っているシンプルなビートです。

これをミディアムテンポより早めに演奏するというパターンが多いと思います、

これは手軽にノリを出せる最強パターンだと思います。

リズムパターンの種類は星の数ほどあるのにもかかわらず

このパターンのビートを使った曲は

次々と出てきます。

で、私はこれってもったいないなあと思うのです。

もっといろんなリズムパターンの曲が流行って

それでいて踊れるというのが広まらないものか、と。

3拍子でも5拍子でも変拍子でも

良い演奏は踊れると思うのです。

こんなのはいかがでしょうか?

https://youtu.be/LMLEdvoPNEk

 

ものすごいグルーブですよね。

極端な例かもしれませんが

4拍子、4つ打ちだけではない

踊れる音楽を演奏できるプレイヤーになりたいです。

皆さんはいかがですか?

力を抜くことの効用

ドラムを叩くのに力はどれくらい必要か考えてみてことがありますか?

私はドラムを叩き始めたときから
いつも考えていました。

初心者はスティックを強めにグリップして
スティックを振り上げときも振り下ろすときも
力が入りがちです。

なので、手のひらや指に血豆ができたり筋肉痛になったりします。

そうなると当然痛いので、その痛みに耐えたり、痛いところをかばうという余計なところに神経を使わなければならなくなります。

実際私もそうでした。

そのうち少しだけ力を抜いたほうが

音がきれいになるし

速いフレーズも叩きやすい

ということが分かってきます。

そして指でのスティックコントロールや手首のスナップ、腕の動きが一定の形で動線を描けるようになり

ショットも安定してきます。

しかし、やはり激しさが要求される楽曲を叩くときは

最初は力が必要な場面もあります。

でもそれも練習を積むとそれ用の筋肉が付きますし

身体の動きも安定してきます。

この話って、スポーツの習得と同じですよね。

音楽的である必要はもちろんあるのですが

表現するには身体を動かすことが必要なので当然とも言えます。

特にスネアのオープンリムショットが安定しないという悩みをお持ちの方

試しに少しずつ力を抜いていってください。

良い音を安定して出し続けることができるポイントが必ずあります。

これは説明を聞いただけでは絶対にわかりません。

体感して身体に染み込ませることをお勧めします。

熱い演奏、熱いプレイヤー

暑いですね。

こんなとき私はよく気候と音楽について考えています。

あくまでも私の主観ですが

暑い地域の音楽はホット

寒い地域の音楽はクール

こんな印象があります。

ラテン系の音楽はきっと

現地のエアコンとかが効いていないところで汗をかきながら聴くと

より雰囲気が感じ取れるのでしょうね。

是非現地で聴いてみたいです。

 

温度や湿度は音楽制作や音の伝わり方に影響を及ぼしていると思います。

室内でエアコンが効いているところにいると

心地良い感じの音楽だったり

感情が抑制された音楽ができそうです。

でも、楽曲に込められた想いがうまく表現できて伝われば

空気感とか感情とかいろんなものが感じ取れます。

曲の中に封じ込められた

温度や湿度を表現出来るような

そんなプレイヤーが理想です。

メンタル面のコントロールについて

 

個人練習、バンド練習、ライブ、レコーディング

様々な場面で自分のプレイを左右するのがメンタル面です。

モチベーションについては過去の記事をご覧ください。


 

モチベーションを維持する方法


特に通常は演奏を途中で止める事がない
人の目がある
期待されている

という意味では

ライブでのメンタル面が気になる方が多いと思います。

これはドラムに限らず、どんな場面でも人前で何かをするという事は緊張したり普段通りにできなかったりするものです。

あくまでも私の場合ですが
練習のときはライブを意識してやる

ライブのときは練習を意識してやる
というイメージでやっています。

もう少し詳しく言うと

練習のときは目の前にお客さんがたくさんいる光景を思い浮かべます。

そしてお客さんが曲を楽しんでくれている感情と、その感情を受け取っている自分の姿まで想像します。

そしてライブのときは練習のときの気持ちを思い出して普段通りに演奏します。

普段通りに演奏しているつもりでも

気持ちが高揚していつもと違う演奏になるかもしれませんが

そのときはなぜいつもと違う演奏になったのかを演奏後に考えて次回に活かせば良いと思います。

練習で出来ないことがライブで出来るということはまず考えられません。

逆に練習でできることはライブでもできるのです。

インプットとアウトプット

楽器を習得することは、真似することから始まります。

好きな音楽を聴いて、吸収すること、いわゆるインプットです。

各パートの音、アンサンブル、感情、演奏技術、録音状態、時代性、様々な要素がどのような印象を与えるのか、など

作品にはたくさんの要素が詰め込まれています。

吸収する気になれば他にも色々とあるでしょう。

ここでどこまで掘り下げて吸収できるかは経験や年齢によっても変わってくる気がします。

そして真似することができるように考えて、演奏してみます。

これがアウトプットです。

アウトプットでどこまで表現できるかは

インプットされた情報が自分の中でどのように解釈されていたか

また、どこまで再現できるのか

によります。

だから聴いてきた音楽が近い人と音を合わせるのは

以心伝心の部分があるのでやりやすいと思います。

でも、自分の中で一度咀嚼したものが表現される以上

自分以外の人の咀嚼の仕方と違って当たり前です。

たとえインプットが全く同じだとしてもアウトプットは人それぞれです。

アウトプットされる表現は人によって違うということをよく理解して

 
人との演奏を楽しむ姿勢は大切だと思います。

 

 
真似だけで終わってしまうのはもったいないですよね。

十分に咀嚼されたものは真似ではなく

自分のものとして血肉になったものが表現されている状態だと思います。

自分が演奏すれば全部自分の音楽だ

なんてかっこいいことを言ってみたいものです。

スタジオリハ


2日前になりますが、スタジオリハをしてきました。

 

グリップを変えて新たな表現に挑戦中です。

理想はシャープさを残しつつ
バランスのとれたバンドの音

ここを目指すために集中しています。

自分のドラムが全体に及ぼす影響を

できるだけ客観的に感じたいと思っています。

無意識のうちにできるようになるのが

当面の目標です。

新たな表現に挑戦して生まれ変わることは

何度経験しても刺激的です。

そして新たな経験をさせてくれるきっかけを作ってくださった

私が尊敬するアーティストにも感謝しています。

リズム隊

リズム隊という言葉があります。

ロック系でいうとドラムとベースです。

ジャズだと少し違って、ドラムも上物扱いされることがあります。

ではリズム隊に求められるポイントは何でしょうか?

それは楽曲の基礎を作るというところです。

基礎なので安定していることは必須です。

しかしそれだけでは面白みがありません。

きっちりとしたリズムの中に

オカズがあることによって

より楽曲が生きてきます。

もちろんオカズなしでも美味しい

塩味だけでいける極上オニギリ

という曲もあります。

その場合は音色にこだわるなどのポイントを作ると

自分なりの表現がしやすくなります。
ベースがオカズを弾いているときに

ドラムはベーシックなプレイを続けるのか

反応して絡んでいくのか

ここはしっかりアレンジしておきたいポイントですね。

塩味にさらに塩味を足してもアレですよね。

甘さを引き立てるために
塩味を足すのは乙ですよね。

バスドラとベースのフレーズを合わせるのも良いですが、

ガチガチに合わせるとお互いの存在感が薄まってしまうことがあります。

特に少人数編成のバンドの場合は少し遊びがあったほうが

楽曲に広がりが出ることもあります。

曲中で合わせる箇所と遊ぶ箇所があるとメリハリがつくと思います。

湿度と楽器

蒸し暑いですね。

ジメジメと湿度が高い日が続いています。

楽器は木で出来ているものが多いので

湿度の影響を受けます。

エアコンの効いた部屋に保管しておけば良いのですが

そのためにずっとエアコンを付けっぱなしというわけにもいかないですしね。
そして湿度は音の聴こえ方にも影響を与えます。

高音が伝わりにくくなるようです。

さらにはマイクにも影響するようです。

人間が快適だと思う環境に楽器も置いてあげたいです。
では乾燥が良いかというと、これも程度問題です。

乾燥し過ぎると割れてしまうことがあるようです。

特に私がメインで使用しているスネアは

くり抜き胴なので

このような製法は乾燥し過ぎると割れてしまう可能性があります。

日本の気候は楽器にとっても試練なのですね。

必要とされるプレイヤーとは

ドラマーとして人に必要とされるプレイヤーであるためには

どうあれば良いのでしょうか?

実際にドラマーとして活動されている方なら持論をお持ちだと思いますが

私なりの持論を書きたいと思います。

結論から言うと
求められているドラムを叩くことができる
これが最重要だと思います。

自分で曲を作る方ならよくわかると思いますが

曲の世界観を表現できること

これは必要ですよね。

別にテクニカルじゃなくても良いから
歌をサポートしてくれるドラムがいい

とか

音楽的に面白みを出したいからテクニック重視

とか

前のめりに突っ込みぎみのドラムがいい

などドラマーに求められるものは多様だと思います。

それに応えることができるのが

必要とされるプレイヤーでしょう。

その中で上手い具合に自分の得意なフレーズを叩けたら

ドラマーとしての満足度も大きいでしょう。

ドラムソロだけをやっているならともかく

人の曲を叩くということは

作曲者が作った世界を表現することです。

もちろん曲がプレイヤーによって変わっていくのが面白いというのも

バンドの楽しさではあります。

その場合でも自分のエゴではなく
作曲者の意向を汲んだプレイや

思いやりに富んだプレイ

他の演奏者と対話するようなプレイ
こんな心がけをするとドラムプレイにも変化が現れるのではないでしょうか?

人間同士で音を出す以上は

こんな当たり前のことが大事になります。