どんな音が人を惹きつけるのでしょうか?
大きい音
これは人間の本能として自分を守るために大きな音に注目するということがあるからでしょう。
一瞬にして注目を浴びますが、これがずっと続くとだんだん苦痛になってきます。
大きな音を浴びたいと思ってライブに出かけたりするときは良いのですが、
その場合でも音が大き過ぎると疲れます。
効果的に使えば、感情の盛り上がりを最も簡単に表現する方法として人を惹きつけることができます。
小さな音
静かなところであれば、静かな音でも十分に人を惹きつけます。
小さな音のほうが人は耳を澄まして聴こうとするものです。
個人的にはウィスパーボイスが大好きです。
ライブで表現するのは難しいかもしれませんが、今取り組みたいのはウィスパーボイスを生かすドラムです。
繰り返しではない音
たまに出てくる音は人を惹きつけます。
逆にずっと繰り返し、鳴りっぱなしで変化に乏しい音は安定した印象を与える反面、惹きつける音ではなくなってしまいます。
ただ、安定した印象は音楽に必要な要素でもあるので、あとはバランスを考慮していけば良いのです。
いい音
これは必須です。楽器の音にしてもボーカルにしても、いい音、いい声は人を惹きつけます。
これは感覚的なものなので、クリアトーンが良い音の場合があれば、歪んだ音が良い音の場合もあります。
悪い音
あえていい音ではない音を入れることで効果的に人を惹きつけることもあります。
弦楽器はチョーキングすると音が揺れますが、これは細かく分割すると音が合っていない瞬間があるということです。
打楽器もあえて高すぎたり低すぎたりするチューニングをすることで人を惹きつける不思議な魅力が出ることがありますよね。
こんな要素を足し算したり引き算したりしながら
人を惹きつける音を出したいですね。