Less is more
少ない方が良い、余計な物がない方が良い
という意味だそうです。
私の場合、セッティングにこだわりがあるとしたらこの点でしょうか。
スネア、タムは1つ、フロアタムも1つバスドラ
トップシンバル、サイドシンバル、ライドシンバル、ハイハットシンバル
これだけあれば十分です。
これ以上増やす場合はどうしても必要性がある場合です。
なぜシンプルが好きなのか?
それは
迷いがなくなるからです。
選択肢がたくさんあると、選択することに気をとられてしまいがちです。
演奏中に迷っていたら、リズムが乱れます。
どう演奏するか決めていたとしても
選択肢がたくさんあると可能性もたくさんあるような気になってしまいがちです。
で、つい決めていた演奏と違うことをやってしまいます。
それが決まれば良いのですが、後から聴いてみるとどうしてもその音が必要だったのか?と尋ねられるとそうでもないことが多いのです。
自由自在に叩いているように見えるドラマーの方でも同様のことを言っていらっしゃる方がいます。
絶対に選択に迷わないという自信がある方ならいくらタムやシンバルを増やしても良いと思います。
でも、演奏する側にとっての面白みはリスナーにとっての面白みと必ずしも一致しないことは確かです。