ジャズ以外の音楽でももちろん、その瞬間のメインは誰なのかを考えて演奏します。
セッションでない限りは決めておくことがほとんどだと思います。
ボーカルがいれば当然ボーカルを引き立てます。
ただ、あまり遠慮し過ぎても良い演奏にならないので
バランスを考慮します。
ボリューム、音数は演奏者がコントロールできます。
リスナーに届く音については
エンジニアのさじ加減に頼る部分が出てきます。
レコーディングなら演奏者がエンジニアと一緒にバランスを調整できます。
ライブではエンジニアを信頼しつつ、意見を言葉にできるように普段から考えておくべきでしょう。
迫力のある音を届けたいという気持ちはもちろん大事ですが、人間の耳には限界があります。
耳に痛いレベルまで上げてしまうと楽しむどころではなくなってしまいます。
ドラムやボーカルは限界がありますが、ギタリストは特に気を付けた方が良いと思います。
たとえ今は自分がメインだ、というときでも調和を一番に考える
それでなければ音楽的な演奏ではないですからね。