30分の重み

この前のライブの持ち時間は演奏が30分でした。

30分、これは長いでしょうか、それとも短いでしょうか?

時間は

その時間に何をするか

誰と過ごすか

どういう立場で過ごすか

どこで過ごすか

によって流れ方が全然違います。

特別な時間を過ごした後なので、より鮮明にそう思います。
ライブのステージ上での演奏時間30分

これは終わってみれば一瞬のことに感じます。

でも、演奏中は違います。

一瞬一瞬、自分が出す音、一緒に演奏している人の音、それに私の場合は同期音源の音を集中して聴きながら演奏します。

そしてステージ上という特殊な環境では
人間の五感が研ぎ澄まされる気がします。

この感覚は日常生活ではそうそうないでしょう。

そして、

今は少しズレた!

とか

あれ、力み過ぎてる!

とかいろんなことを瞬間的に気付き、考えて、気持ちが揺れたり、折れそうになったり、それを立て直したりします。

時間の進み方が明らかに普段と違っています。

たかが30分、されど30分です。

30分の重みを噛み締めたライブでした。

投稿者:

kou

hidekaのドラマーとして活動しています、kouです。 主に都内でライブをしています。 最近ではドラムの他にも、hidekaMusicの動画撮影や編集もさせてもらっています。 また世界中を旅することができる時代になったら、いろんな国でライブ したいと夢見ています。

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