恐怖ほど実態のないものはありません。
なのに、人はいつも恐怖を煽られています。
そして、感じる必要のない他人の恐怖まで、自分のものとして感じてしまっています。
私はテレビを見ません。
以前は見ていたのですが、感じる必要のない他人の恐怖を自分の中に入れたくなくて、
テレビを見るのを自然にやめてしまいました。
自分の中に良い影響を与えるものならば見たいと思います。
でも、新聞のテレビ欄を見るだけでも、もう十分な気持ちです。
テレビの世界は、世間一般に受けるような、負の感情を煽るような言葉に溢れています。
人間をコントロールするには感情に訴えるのが一番なのは音楽でも同じです。
でもどうせなら良い気分になりたいですよね。
他人の恐怖を受け取っている余裕はありません。
そうでなくとも自分をしっかりと持っていないと、
どこからでも恐怖は入り込んできます。
実際にある事態にだけ対応していければ十分です。
そうすれば恐怖は消えるはずなのです。