楽器の演奏は技術が必要であり、技術は練習によって身につきます。
反復練習は大切です。
でも、練習だけではカバーできない部分があります。
感性の部分です。
同じ教育を受けても、同じ練習をしても、同じプレイヤーにはなれません。
出そうとしなくても必ず個性が出ます。
だからこそ演奏者がたくさんいても
それぞれの役割があり、それぞれの演奏が尊重されるのです。
そして感性は磨くことができます。
音楽を聴いたり、それ以外の芸術に触れたり、自然に触れたり、普通に生活したり。
あらゆることから感性は磨かれます。
でも、何もメンテナンスしないと感性は鈍ります。
私は自分の感性を信じて、大切に育てていくことを意識しています。
意識するだけでも、何もしないのと比較するとき長期的にかなりの差が出てくるはずです。
自分の感性を信じて、自分が自分の一番の理解者であることを自覚することが大切だと感じています。