教わった経験から学んだこと

ドラムをやり始めてからしばらくは

人から習うことなくバンド活動していました。

しかし、ラテン系の音楽をやることになった時

それまでとは全く異質なドラミングをしなければならないことに気付き

ラテンを教えてくれる方に教わることにしました。

最初は良かったのです。

丁寧に教えてくださいました。

実際に叩いてくださり、わかりやすく解説してくださいました。

しかし、サンバのリズムになった時に

明らかに先生の様子が変わりました。

デモ演奏が盛り上がり、自由自在に叩きまくる

それが延々と続く

ものすごい演奏でした。
とても熱くて。

でも、何をやっているのかさっぱりわかりませんでした。

やがて長いソロが終わり、先生は息を切らして汗をにじませながら

じゃあ時間だね

と。

何も教えてもらってないんですけど、
サンバ。

何度かこの先生のレッスンを受けましたが、

教えてくれるというよりは

自分で技術を盗みなさい

というタイプの先生で、

それは良いのですが

どうにも熱過ぎて

演奏が佳境になってくると

何をやっているか全然わかりません。

手数多過ぎ

テンポ速過ぎ

先生叩き過ぎです。

私はデモ演奏の雰囲気だけ感覚として教わったことと捉え

その先生のレッスンを辞めました。
こんな経験も活かして、

私がドラムを教えるときは

最低限しか叩きません。

対象者によるかもしれませんが、

リクエストされない限りは

叩きまくることはしないでしょう。

投稿者:

kou

hidekaのドラマーとして活動しています、kouです。 主に都内でライブをしています。 最近ではドラムの他にも、hidekaMusicの動画撮影や編集もさせてもらっています。 また世界中を旅することができる時代になったら、いろんな国でライブ したいと夢見ています。

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