音楽をやるうえで、自分がなにを表現したいのかということを突き詰めて考える方もいらっしゃると思いますが
今の私は自分が演奏に加わることによって
楽曲をどう活かすことができるのかを客観的にとらえ
作品を理解し、作品の世界を自分なりの表現で演奏する
ということを突き詰めたいと思っています。
楽曲を作成した方の想いを、どのように表現するのがベストか
と考えることにやりがいを感じています。
いくつかの楽器と一緒に演奏するとして
そこにドラムが入っていない状態がまず存在すると考えます。
その状態というのはキャンバスに素材が描かれている状態であり、未完成です。
そこにドラムという楽器を使って点や線や色を置いていくのです。
どんなものを描くかによって
作品全体のイメージが大きく変わります。
もしかするとなにも描かないほうが良いこともあるかも知れません。
点や線でなくシミを描いたほうが良いと思ったら描けば良いと思います。
そしてそのシミに対して責任と自信を持てば良いのだと思います。
そうやって楽曲を構成したり、装飾したりする
私のドラム演奏のイメージはこんな感じです。