練習時間が多ければ上達するというわけではないことは
ドラム以外でも様々な人生経験の中から学んでいることだと思います。
ということで効率良く練習することが
早く上達する上で必要なことだということはお分かりでしょうが
一体どうすれば効率良く練習することができるのでしょうか?
練習する目的が上達であることは明らかだと思いますが
どの部分を上達させたいか
というところをどれだけ細分化していますか?
[出音の粒を揃えたい]
という目標があるとしたら
曲を通し練習するだけでは足りないでしょう。
個人練習を録音してシビアに聴いてみて
アラ探しするようなつもりで出音の粒をチェックするべきときもあるでしょう。
[速いビートを正確に叩きたい]
という目標があるとしたら
慣れるまで何度も繰り返して腕の動きや足の動きを身体に染み込ませる必要があるでしょう。
このように、自分で自分の弱点に気が付いたのであればラッキーです。
やるべき練習も自分で気付くでしょう。
なので
弱点を細分化することができて、そこをクリアすることを目指すこと
これを積み重ねることが
結局のところ効率の良い練習である
ということになります。
効率的ではないじゃないか?
という声が聞こえてきそうですが
細部の完成なしに全体の完成はあり得ません。
ひとつずつクリアーしていく事は必要なのです。
長い目で見るとこれが地道ではありますが効率の良い練習だと分かる日が来ます。
まずは自分の弱点を見つけるところから始めてみてください。
そして少しずつできるようになってきているということを実感してみてください。
いつの間にかクリアーできている
という状態になっている事でしょう。