ある曲を演奏するとき
楽曲に対する愛情を表現したい
ここで盛り上げたい
ここで抑えたい
喜びや悲しみを表現したい
等、様々な感情をドラミングに変換する必要があります。
抑揚をつけながら
叩きまくったり
間を空けたり
ときには抜いたり
方法はたくさんあります。
ドラマーの数だけあると言っても良いでしょう。
表現方法がたくさんあれば、表現するための道具である楽器もたくさんあります。
たくさんある楽器の中から自分の選んだ楽器を使い、自分でチューニングをし、自分の叩き方で叩く
このようにして自分の音、自分の演奏は成り立ちます。
ある程度真似はできますが、全く同じにはなりません。
でも、同じにならないから面白いのですよね。
たくさんある組み合わせの中から、奇跡的に表現されたものが私の演奏であり、あなたの演奏です。
他の誰かがどんなに頑張ってもあなたと全く同じ演奏はできません。
演奏のレベルについては向上させる努力が必要です。
しかし、わたしもあなたもすでにこの世界で唯一無二の存在なのです。
唯一無二の演奏家なのです。
自分の得意分野を生かして輝きましょう。