スネアの音はスネアの材質、ヘッドの種類、フープの種類、使用するスティック、ヒットポイント、奏法、チューニング、そしてもちろん叩く人によって変わります。
私が今まで叩いてきた中でも、印象が良かったスネアは
1.カノウプス ゼルコバ
2.ラディック LM402(1970年代製)
3.カノウプス メイプル
4.ラディック ブラックビューティー
5.スリンガーランド ラジオキング
それぞれタイプは異なりますが、個性的なスネアばかりです。
私は明るめのサウンドが好みなのですが、この中で明るめのサウンドはカノウプスのメイプルのみです。
私の印象では、明るめのサウンドを求めると音が軽くなってしまう傾向があるため
明るさを重視するよりも音ヌケの良さを重視したほうが結果的には好みの音になるということが経験上分かったことです。
上に挙げたスネアに共通していることは、ハイピッチにチューニングしても明るさの中に重さが残るところです。
芯がしっかりしているのですね。
私の好みは、これらのしっかり芯があるサウンドで、かつ薄めのヘッドを張って明るめの音作りです。
次回以降でこれらのサウンドの特徴を紹介したいと思います。