面白い経験が出来ました。
エフェクターを購入したのですが、候補が2つあって、どちらかを選ぶことになっていました。
いくつかのサイトでレビュー記事を読みました。
どれも上手いこと文章で表現されていて感心しました。
キーワードをメモして比較してみました。
でも、言葉だけで伝わるものには限界があります。
音に関する商品なのに音を聴かずに判断するのは無理だと考えました。
翌日楽器屋に行きました。
今私が持っているエフェクターはバイオリンとかダブっぽい音楽を演奏する時用のディレイだけで、しかも頂き物です。
楽器屋でエフェクターを購入するのは人生初。
しかもベースは学生の時に少し弾いた事があるだけですが、ベース用のエフェクターを購入するためにはベースを弾くしかありません。
お目当のエフェクターを見つけ、勇気を持って店員さんに試奏したいことを申し出ました。
幸いセッティングは店員さんがしてくれました。
一つ目のエフェクター。
まずは4弦の解放。
うん、とても良い音。
そして1弦と2弦の和音。
うん、とても良い音。
ツマミはとりあえずフル。
それにしても音が大きいが、あまりにつたないベースの音が店中に響いていて恥ずかしい。
そして二つ目のエフェクター。
比較のために全く同じように弾いてみる。
うんこれもとても良い音。
でも、一つ目の方がツマミをフルにした時の低音が太い気がする。
こんな感じで一つ目のエフェクターを購入することに決めました。
店員さんは何も言いませんでしたが、私がベースを弾けない人であることは誰の目にも明らかでした。
恥ずかしかったですが、楽器の音を大きな音で鳴らすのって無条件に楽しい
ということを実感できた、良い経験でした。