ふと思い出したことがあります。
今月のはじめに実家の北海道に帰省したのですが、その時は寒波の真っ只中で、しかも雪がワサワサと降っているという天気でした。
北海道に住んでいるときは当たり前の光景であり、マイナス10℃という気温もまあ仕方がないか
くらいだったのですが、しばらく離れてみると
よくここにこんなに多くの人が住んでいるものだ
と感心せざるを得ませんでした。
で、駅前でギターを持って弾き語りをする方はよくみかけますが、
こちらが雪が踏み固められて除雪されていないところを慎重に歩いていたところ
なんとこんな環境の中でギターの弾き語りをしている方がいるではないですか!
しかも屋根もない場所で!
そして震えながら聴いているお客さんが2人!
北海道の人は辛抱強いとか、どんな悪天候の中でも普段通りの生活をしたがる傾向があるというのは
人から言われて実感がありました。
でも、北海道を離れてみた立場からみると、まさにそのことを実感したのです。
思い起こせば真冬でも商店街に行けば路上で弾き語りしている方はいました。
演るほうも大変でしょうが、聴くほうも相当大変だと思います。
残念ながら私はあまりの寒さに立ち止まることはできませんでしたが、心の中で応援してその場を通り過ぎました。
こんな環境の中で演奏された曲は
相当な個性を持った曲に育つのだろうな
そんなことをその時思ったことを思い出したので書いてみました。