曲を作ることは創造性を要する事です。
そしてドラムを叩く事もまた創造性を要する事です。
叩くだけなら創造的ではありませんが、他の楽器と合わせるべく調和を意識しながら叩く行為は創造性を要するのです。
音楽全体を感じて、音をひとつひとつ置いて行くイメージを考えるとき、
隙間や空間を意識したり
あえて詰め込むことを意識したり
緩急をつけるべく刺激的なフレーズを盛り込んだり
ゆったり感じさせるフレーズを盛り込んだり
表情を付けるための表現はまさに創造性と技術の融合です。
そして、創造性は知識からのみ生まれるのではありません。
純粋に好きである気持ちとか、情熱からも生まれます。
それに技術が加わると創造性が強化されます。
まずは気持ちがなければ創造性が生きるこどありません。
完璧な演奏を80%の気持ちを込めてする演奏と
発展途中の演奏を100%の気持ちで演奏するのとでは
どちらの演奏が心に響くでしようか?
どちらの演奏に創造性を感じるでしょうか?
私なら間違いなく100%の気持ちを選びます。
気持ちを動かすには気持ちを込めるべきだからです。
これからも一音一音に創造性を込めて演奏していきたいです。