前回、物事を極めるための時間について書きました。
今回はその時間のかけ方についてです。
ある物事を極めるために必要な時間が1万時間だとしたら、長く生きていればなんらかの事を極められるようになりそうです。
で、実際はどうでしょうか?
なんとなくやっている事を1万時間続けたとしても、何者にもなれないのは明白です。
それなりの意思を持ってやるからこそ、かけた時間が生きてくるのではないでしょうか?
その意思の中には、こうなりたいという欲求が含まれているのではないでしょうか?
だからこそその何かに取り組むときには集中して取り組むことができるのですよね。
それに、たとえ行動として取り組んでいる時間でなくとも、
その事を考えてしまっている時間も大事ですよね。
考えようとしなくても考えてしまうというのがポイントです。
自然に、自らに課した事に対して反復イメージトレーニングしている状態です。
無意識のうちにこの状態になることが出来たら
費やす時間に比例して物事の習得につながるでしょう。
せっかく何かを極めるのなら、好きな事を極められるようにしましょう。
過程を楽しめるようになれば、地味な反復練習さえもワクワクする物に変わるから不思議です。