今から10年以上も前のことですが、
高円寺の次郎吉でセッションに参加したことがあります。
まだセッション経験もなく、セッションがどんなものなのかもわからないまま、情熱だけで札幌から東京に飛びました。
次郎吉は尊敬する佐野康夫さんがよくライブをしている場所であり、
高円寺自体が私にとってはパワースポットです。
ドキドキしながら行きました。
次郎吉に着いて、周りの人たちを見回しました。
なんか、みんな上手そうに見えるし、な何しろ東京だからすごいセッションになるんだろうな
とかドキドキしながら待ちました。
隣に座ったギタリストが、ネックにスプレーを何度も何度もかけまくっていました。
彼は相当緊張していたのでしょうね。
組み合わせと順番が決められ、コード進行と構成を控え室で打ち合わせました。
控え室はステージの音がそのままの音量でしてので、打ち合わせの声はほぼ聞こえませんでしたw
ステージ上ではさっき隣にいたギタリストがブルースセッションなのにメタルみたいなソロを弾いていました。
自分達の番になり、2曲演奏しました。
普通のセッションでした。
ステージから客席を見ると、さっきのギタリストがまたスプレーをかけていましたw
10年経った今、一番印象に残っているのはスプレーをかけまくるギタリストです。