いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今日も共感してくださる方々に向けて書いていきます。
スティックは楽器ではなく、楽器を鳴らすための道具です。
しかしスティックによって演奏が左右されてしまうのはドラマーならお判りだと思います。
出音に対しての影響もありますが、何よりグリップの感触や重さ、バウンドのコントロールしやすさが大事です。
以前はよくスティックを折っていたので、耐久性のあるスティックを探したりしていました。
それでも、折れるときは新品で買ったその日に折れます。
私はかつてはオープンリムショットでフルパワーでしたから。
しかもリムとスネアにかける力の割合を標準から大きく外れていましたから。
オープンリムショットでリムにかける割合が多いと音が硬くなります。
今ではその音を効果的に使うことはあっても、全編に使うことはなくなりました。
音の好みが変わったのかも知れません。
でも、同じ楽器を使っても叩く人によって音が違うのは個性が現れて面白いですよね。
で、スティックの話ですが、
ドラムの難しさって直接楽器に手を触れていないところにあると思うのです。
手で楽器を触れていないので、微妙な加減を表現するにはスティックコントロールが大切になってきます。
楽器も道具ですが、
スティックを使ってドラムを叩くのは
道具を使って道具を操るということなのですね。