歌ものでドラムを叩くのは好きですか?
私は大好きです。
ボーカリストは声で勝負しています。
楽器はある程度大きな音がするように作られているため、
全体の中で埋もれないようにするために
ボリュームコントロールします。
もちろんボーカリストもマイクを使うので
条件は同じようですが、
実際はかなり違います。
全体の音量が大きいせいもあると思いますが、
簡単に埋もれてしまいます。
声の大きさには限界がありますので
周りが歩み寄る必要があります。
そんな繊細なボーカルですが、ドラマーの立場から言うと
ドラムとの相性はとても大切だと感じています。
ドラムプレイがボーカルを鼓舞することもあります。
ボーカルに限ったことではありませんが、周囲と調和を保つことは最も考慮すべきポイントだと思います。
音量、音質、音の長さ、部屋の鳴り、反響、ドラムの位置、スピーカーの位置、アンプの位置など、プレイ以外でも音に影響を与える要素はたくさんあります。
これらをうまく調整させるように配慮しながら
できるだけ客観的に、相手の立場に立って考えられると良いですね。
出すところと引くところ
このバランスを取るようになれたら良いと思います。
そうすればお互いの良いところを出せるようになります。
バンドの面白さってこういう相乗効果か出るところだと思います。
あと、歌詞の意味を考えすぎたり、自分の音に集中し過ぎるとタイミングが遅れてしまうことがあります。
演奏に集中し、楽曲に魂を込めましょう。