バスドラムは右利きの場合、
右足でペダルを踏むことによって鳴らします。
基本的には踏めば良いだけなのですが
いくつかの奏法があります。
私は2種類使います。
ひとつ目はつま先に力を入れてかかとを浮かせたままでペダルを踏みこむ方法です。
バスドラム自体をミュートしておくことが多いです。
これはロック系で主に使います。
ドスッという音がします。
もうひとつは踏み込まないで
ビーターが打面に当たったら力を抜く
方法です。
バスドラム自体にミュートしないとより効果があります。
ドーンという音がします。
これは主にジャズ系で使います。
ジャズ系ではミュートしない状態で踏み込んだり
打面にビーターが当たった瞬間に離したり
使い分けします。
口径によっても音が違います。
ロック系だと22インチ、ジャズ系だと20インチか18インチが多いです。
口径による奏法の違いはもちろんあると思いますが、
私は曲のイメージに合わせて奏法を変えるのが良いと思っています。
ちなみに私の場合は、22インチが最も慣れていて扱いやすいです。
20インチが音的には締まっていて一番好きですが、少し強めに踏むと詰まった音になります。
24インチだとタムが上がりすぎて叩きにくい
26インチだとバスドラを鳴らしきっている感覚がありません。
でも、ライブハウスにそれしかなければ
それを使うしかないのです。
で、自分が思っているほど周囲は音色を気にしていないことが多いです。
予想外のことが起こったときは鈍感になる力を発揮して乗り切りましょう。