同じ楽器でも鳴らす部屋によって聴こえ方が異なります。
その部屋の中のどこにドラムをセットするかによっても音が変わりますし、
壁からどれくらい離れているかによっても音が変わります。
なので、チューニングをバッチリしていても
環境が変わるとチューニング微調整する必要があることもしばしばです。
部屋の壁の状態によっても音は変わります。
適切な吸音の壁であれば耳に丁度良い音に調整しやすいです。
通常の壁であれば反響があるため
少し出音を抑えなければ音が廻ってしまいます。
コンクリートの壁だと反響がありすぎて高音が耳に痛くて低音が締まらない感じになります。
ただし、音楽演奏用に作られた部屋は意図的に硬い材質と軟い材質を組み合わせた壁にしていることもあるようですが
いずれにしても演奏する側が工夫することと
その環境を受け入れてしまって
逆にその環境の強みを活かした演奏にしてしまえたら良いですよね。
与えられた様々な環境の中で
どのように自分の音楽を再現できるのか
これは普段から考えておいたほうが良いと思います。