力を抜くことの効用

ドラムを叩くのに力はどれくらい必要か考えてみてことがありますか?

私はドラムを叩き始めたときから
いつも考えていました。

初心者はスティックを強めにグリップして
スティックを振り上げときも振り下ろすときも
力が入りがちです。

なので、手のひらや指に血豆ができたり筋肉痛になったりします。

そうなると当然痛いので、その痛みに耐えたり、痛いところをかばうという余計なところに神経を使わなければならなくなります。

実際私もそうでした。

そのうち少しだけ力を抜いたほうが

音がきれいになるし

速いフレーズも叩きやすい

ということが分かってきます。

そして指でのスティックコントロールや手首のスナップ、腕の動きが一定の形で動線を描けるようになり

ショットも安定してきます。

しかし、やはり激しさが要求される楽曲を叩くときは

最初は力が必要な場面もあります。

でもそれも練習を積むとそれ用の筋肉が付きますし

身体の動きも安定してきます。

この話って、スポーツの習得と同じですよね。

音楽的である必要はもちろんあるのですが

表現するには身体を動かすことが必要なので当然とも言えます。

特にスネアのオープンリムショットが安定しないという悩みをお持ちの方

試しに少しずつ力を抜いていってください。

良い音を安定して出し続けることができるポイントが必ずあります。

これは説明を聞いただけでは絶対にわかりません。

体感して身体に染み込ませることをお勧めします。

投稿者:

kou

hidekaのドラマーとして活動しています、kouです。 主に都内でライブをしています。 最近ではドラムの他にも、hidekaMusicの動画撮影や編集もさせてもらっています。 また世界中を旅することができる時代になったら、いろんな国でライブ したいと夢見ています。

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