スネアドラムには種類がたくさんありますが、銅の深さによる違いはどんな点でしょうか?
私は5インチを現在メインで使用しています。
音抜けが非常に良く、音量も十分です。
私は薄いヘッドを張って軽めの音を目指しています。
というのも私は普通に叩いてもパワーのある音を出す人なので
薄いヘッドでちょうど良い感じの音になるのです。
自分の叩き方に合っているのだと思います。
ただ、テンションを張り過ぎると音が詰まって、低音の成分が少なくなる気がしています。
もう1つのスネアは6.5インチです。
これはオールラウンダーです。中音域の成分が豊かです。
テンションを強めに張っても低音域の成分が鳴ります。
詰まった感じもそれほどありません。
今は手放してしまいましたが、8インチも使用していたことがあります。
これはハードヒットするとそれに応えて大きな音で鳴ってくれます。
ただ、普通に叩くと鳴りきっていない感じの音でした。
あと、深銅だとスネアスタンドによっては低めのセッティングができない場合があり
こうなるとスネアを手前に傾けるか、イスを高くする必要があり
普段どおりのセッティングができないことがあるという難点がありました。
その他にはピッコロスネアをサイドスネアとしてハイハットの左側にセッティングしていたこともありますが
これはハイピッチにしてこそ良い音が鳴るようにできているため
私が欲しいメインの音に昇格することはありませんでした。
深さによる違いはざっとこんな感じです。
もちろんその人の叩き方や、使用方法によって音は変わります。
普段スタジオにあるのは6.5インチが多いと思いますが、無料または有料でレンタルスネアがあれば借りて使用してみることをお勧めします。
あと、楽器店のフェアでは試奏させてくれるところが多いですので、いろんなスネアを実際に叩いてみることをお勧めします。