ドラマーで天才というと、私の中ではジョン・ボーナムです。
リアルタイムでは聴いていなかったので、ライブは体験したことがありません。
是非生で観てみたかったです。
彼のことは検索すればいくらでも出てきます。
私は彼の存在感がすごいと思います。
絶対に代わりがいない
この人でなければならない
と思わせる存在感です。
いくらフレーズを真似しても、同じ楽器を使ってもたどり着けない何かがありますよね。
有名なプロドラマーでさえもそのように彼のことを称賛します。
レッド・ツェッペリンは正規版の他に海賊版が山ほど出ています。
一時期、海賊版の楽しさにはまっていたことがあります。
ジョン・ボーナムだけでなく、メンバー全員が天才的な人間の集まりですが、海賊版を聴くと演奏がうまくいった日とそうではなかった日があるのがわかります。
多分、ツェッペリンの楽曲の中に即興的な要素が多いのもその一因かと思われます。
でも、うまくいっていないと思われる演奏が良くない演奏かというと、そうではないのです。
その日はそういう演奏だったということであり
だから良くない演奏かというと違います。
ただ、本人達にとっては不本意だと思います。
でも、コアなリスナーにとっては人間くさい演奏がたまらないのですね。
崩壊寸前の演奏でも、そこに緊張感があればスリリングな演奏として受け入れられるでしょう。
そんなスリリングな演奏は天才的な人にしかできないのでしょうか?
場合によってはできるかも知れません。
続きは次回に。