ここのところしばらく行ってませんでしたが、昨日はジャズのセッションに行ってきました。
もともとそんなに熱心に聴いていた時期もないのですが、札幌から関東に出てきた時に新しいことに挑戦したいと思って参加し始めたのがセッションです。
思い起こせば、恥ずかしい演奏をたくさんしました。
ジャズ独特のルールがわからなくて、たくさん迷惑もかけましたね。
まず人が出すカウントで曲を始められなかったですから。
カウントを出す人が指パッチンを何回かしているので
そのリズムに合わせて入ろうとしたら、
そのパッチンの裏拍でカウントを数え始められて
どっちが本当?
って最初から崩壊してしてましたから。
声が表拍で指パッチンが裏拍だなんてロックの常識にはありませんから。
そんなこともありましたが、今では聴いたことのない曲でもなんとかこなすことができるようになりました。
セッションでやる曲は
1コーラス目でテーマさえ押さえておけば、あとは繰り返しが多いので
なんとかなります。
あとはアイコンタクトでリード楽器の人やセッションホストの方を見ていれば
テーマに戻る
誰かのソロ
そろそろ終わり
などがわかります。
ただ、久しぶりにやってみて感じたのは
よく言えば仲間意識
悪く言えば内輪ノリ
です。
お客さんに聴かせるための演奏にはなっていないのです。
超一流のプレイヤーが緊張感のある演奏を繰り広げている音源を聴いてしまっているので
無難な演奏からは何も感じません。
やはり自分が今やりたいことは
自分の音楽を貫いているミュージシャンの世界観を表現するための彩りを与えること
そして聴いてくれる人のココロを動かすこと
なのだと強く再認識したのでした。