ライブの演出では照明の効果を取り入れます。
周囲が暗く、ステージが明るいという環境はステージを際立たせます。
照明の光の色が与える心理的効果によって、楽曲の印象を強化します。
スモークの効果があればより光が美しく映えるので、幻想的な空間を演出することができます。
ステージ上では色の変化は観ているときほどは感じませんが、ステージ上から客席を照らすような照明がオンになると、明るくなると同時に暑くなります。
演奏している方も気持ちが変わります。
同じ演奏をしていても薄暗いステージと明るいステージでは曲の印象が
ガラッと変わることもあります。
大きな箱でライブするときはリハーサル時に照明の打ち合わせもします。
大掛かりな舞台装置を使うコンサートでは、音源と照明を同期する場合もあるようです。
そうなると緻密なステージングが可能ですよね。
でも演奏者、特にドラマーにとっては
プレッシャーも高まるでしょうね。
曲調にピッタリくる照明だと演奏していてテンションが上がります。
魅せるための効果は最大限に使いたいですね。