ライブと一口に言ってもいろいろな設定があります。
友人のバンドに誘ってもらったり、自分達で企画するライブだと知り合いも多いですし、緊張感は多少和らぐでしょう。
ライブハウスのブッキングだと、全く知らないバンドや、運が良ければ自分達が注目しているバンドと一緒にやれるかも知れません。
でも、明らかに自分達を観に来ているお客さんではない感じの雰囲気が強い事もあります。
アウェイ感を感じます。
でもそんなときこそ、実はチャンスです。
対バンに影響されずに自分達のライブをするべきです。
お客さんとしてはお目当のバンドを観る目的はもちろんのこと、
もし新たに良いバンドを見つけられたらラッキーです。
いつも通りに演奏するしかないのです。
お客さんの層が広がっていくチャンスはこんなところにあります。
また観たい、またこの人たちに会いたいというライブをしたいですよね。
出番が後の方だと、前に出演しているバンドの演奏が気になります。
私はそんなとき、そのステージで自分達が演奏しているところをイメージしながら楽しみます。
人によっては他の出演者の演奏を観ると影響されてしまうという人もいますが、私の場合はむしろ自分ならこう表現しようと考えながら観るのは楽しみです。
自由に観られるなら観て、他のバンドの演奏から新鮮なパワーをもらえる環境はありがたいと思います。
自分達のためになるヒントをもらえることもあります。
だから、アウェイなライブこそチャンスなのです。