何事でも、最初はできている人の真似から始まります。
何もできない時は、簡単なことを真似ることすら難しいでしょう。
例えば8ビート。
手足が動くようになる
本物のドラムで音が毎回鳴らせるようになる
メトロノームに合わせることができる
ここまで出来れば人と合わせる演奏をすることができます。
さらに
チューニングを思い通りできるようになる
音数を増やしたパターンができる
オカズのバリエーションが増える
ここまで出来れば人前で演奏することもできるでしょう。
やがて難しいフレーズもできるようになり、考えなくても手足が正しく動くようになります。
でも、ここまでできる人はたくさんいます。
真似の領域を超えられるのはここからです。
ここからさらなる成長を遂げるためには、できていると思われるところについても徹底的に見直す必要があります。
一打一打のムラはないか
メトロノームと本当に合っているのか
といった技術的な側面や、
楽曲を理解できているか
という表現者としての側面もあるため、見直しにはキリがありません。
そして、極めている人ほど
もっと上を極めたいという想いで向上し続けます。
だから、自分がその時にできる最大限の努力を続けている限り、頂点はないのです。
さらに上を目指さなければ楽しめないのです。
誰かとの比較ではありません。
自分を信じ、納得できるまで極めたほうが楽しいのです。
私はそんな気持ちでドラムに取り組んでいます。