想定外の事態は起きるものです。気を付けていても起きるし、気を付けていなければ余計に起きます。
私が経験した想定外の事態です。
1.ビーターが折れた
バスドラのペダルの部品で、バスドラのヘッドに当たる棒状のものがビーターです。
鉄製で硬く、手で曲げようとしても絶対に曲がりません。
あるライブの途中、右足に何か当たったなと思ったら、バスドラが鳴らなくなりました。
演奏中だし、暗くてよく見えなかったのでとりあえずハイハットを叩いていた右手をフロアタムに移して叩きました。
低音が消えてしまうと全体がスカスカになりますから。
あとで見たら、完全に金属疲労でした。
同じ箇所だけにずっと負担がかかっていたのですね。
前兆がなかったので驚きました。
ちなみにプレートが折れたこともあります。
2.シンバルスタンドの留め方が甘くて叩けない角度に曲がってしまった
留めたつもりが甘かったのですね。
こうなるとそこは叩かないしかないです。
3.シンバルスタンドが倒れた
倒れたというより倒されたというのが正しいです。
普通に扱っていて倒れることはありませんから。
一体どんだけ激しいバンドをやっていたのでしょうか…
想定できる事態には備えておきましょう。