バンドマンとドラマー

私はドラマーkouというタイトルでブログをやっているわけですけれども、実はタイプ的にはドラマーというよりはバンドマンなのではないかと思っています。

ドラマーというと、スタジオミュージシャンの方も含まれるわけですよね。

スタジオミュージシャンといえば、曲を知らずにスタジオに行って、譜面を渡されてパッと演奏できてしまう方ですよね。

そうだとすると私は全然違うわけです。

私は同じ曲を繰り返し個人練習し、バンド練習してようやく披露できるようになるタイプだと思っています。

もちろんセッションもたくさん経験しているので

ノリでいいからやって

と言われれば多少はフィーリングだけで演奏することができます。

でもそれは自分の中で納得いく演奏になることは少ないです。

偶然性に頼る部分があるからです。

スタジオミュージシャンなら、たとえ得意不得意があってもそれを感じさせない演奏ができて当然です。

当人にとっては

この方が得意だからこう叩こう

という気持ちで叩いているのかも知れませんが、聴くほうにはそんなことを全然感じさせない

それがスタジオミュージシャンですよね。

残念ながら私はそんな域には到達していません。

また、スタジオミュージシャンはあえて〜ぽい演奏をしてほしいという要求に対して、個性を消して演奏することもできる人だと思います。

そこまで要求を飲むかどうかはその方の判断だとは思いますが。

でも私が〜ぽい演奏をしてほしいと言われたとして、真似してもしきれない、煮え切らない演奏になりそうです。

もちろん、今までにいろんなドラマーから影響を受けているのですが
やはり出てくる音は私というフィルターを通した音になっているのです。

受けた影響を隠すことは意識したことがありませんし、隠せないです。

ということで、私はドラマーですが、バンドマンだと自覚するわけです。

投稿者:

kou

hidekaのドラマーとして活動しています、kouです。 主に都内でライブをしています。 最近ではドラムの他にも、hidekaMusicの動画撮影や編集もさせてもらっています。 また世界中を旅することができる時代になったら、いろんな国でライブ したいと夢見ています。

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