自分より上級の人と音を出す

成長したい、もっと演奏能力を高めたい

そう思ったら自分より上級の人と音を出すことが近道です。

自分と同レベルの人と音を出す2倍くらいの速度で成長できます。

人によってはもっとでしょう。

鍛えられるということ、それに自分の意識も違うのだと思います。

20歳くらいの時、当時の自分とは全然釣り合わないレベルのバンドに突然加入したことがあります。

月に何度もライブをやるバンドでしたので、スタジオも週に3回から4回は入っていました。

そしてノリを合わせるために何度も繰り返し練習しました。

自分を客観視できていなかったため、
言われる事が腑に落ちなくて
気持ちが落ち込んでいきました。

それでも言われた事を試してみると
良くなる瞬間があって、大変貴重な経験でした。

当時の自分の演奏を聴くと恥ずかしくてヒヤヒヤして
冷や汗が出てきますが、思い切ってあの環境に飛び込んで良かったと思っています。

自分より上級の人と音を出すことの重要性はこのときに身にしみて感じました。

懐かしい思い出です。

そして今もhidekaさんと音楽をする事で自分が磨かれている事を感じています。

本当にありがたい事です。

好きになってもらうには

この世の誰もに好かれる

ということはあり得るのでしょうか?

私はないと思っています。

どんなに良い物であっても、好き嫌いは受け手側の判断に委ねられています。

そして個人の好き嫌いに介入することは難しいです。

介入して好きになってもらうべきだとも思いません。

ベクトルを自然と好きになってくれる人に向けるべきでしょう。

だから、好きになってもらうためには知ってもらうこと

だと思います。

知ってもらったうえで好きになってもらえるという形が一番自然な形ですよね。

良い面も良くない面も含めて愛せる

それが好きということです。

だから、自分ができることを精一杯表現するべきです。

あれもこれも、いろんなことができなければならない

ということはないのです。

ありのまま、精一杯表現する方が持続できます。

無理していると行き詰まります。

なので、好きになってもらうため、そして好きになってもらえたことを素直に喜べるためには

自分の信じた好きなことをやり続けること

に尽きるのです。

没頭する

何かに没頭することがありますか?

私はドラムに没頭しています。

一人で練習している時、時間を忘れるような感覚になったり
もっと没頭しているときは身体がふわっと軽くなったような不思議な感覚を味わうことがあります。

そんなときは、何も考えていない、無の境地に至っているのだと思います。

邪念が一切ない状態です。

日常から非日常へと、割と簡単に移行できる瞬間なので、私は結構好きな瞬間です。

そういう瞬間を体験すると、日常でいかに頭を使って思考することが多いかということに気が付きます。

寝ているとき以外は常に思考しているのですよね。

そして、この思考がときに本来の自分の力を妨害することがあるのです。

ここは合わせにくいんだよな

このフレーズは走りやすいな

モタリやすいな

こんな事を考えていると、心配した通りに合わなかったり、走ったり、モタったりしてしまいます。

こんなパターンに陥っている自覚があるなら、
没頭するべきです。

ときには思考よりも大切なことです。

再びライブ告知です

3/9 LIVE AT KOENJI HIGH
https://youtu.be/-D-qFiNy63A

次回ライブの詳細です。

2017/3/9(thu)

[we are the beautiful!]

1.コクーン
2.hideka 19:40〜
3.seabirth
4.MARSEESIDE DERBY

FOOD:焼き鳥遊助

高円寺HIGH
東京都杉並区高円寺南4-30-1
03-5378-0382
http://koenji-high.com/

OPEN18:30/START19:00
ADVANCE¥2500/DOOR¥3000

チケット予約はこのHPの問い合わせフォームから

もしくはhidekaさんのHPの予約フォームからどうぞ。

http://www.hidekamusic.com/

お問い合わせフォームからご予約の方はお名前、必要枚数を必ずご記入ください。
当日、受付にてお名前を言って頂き、前売り料金をお支払いください。

高円寺HIGHでの店頭販売もしています。

会場でお会いできることを楽しみにしています。


 

気付き

気付きってとても大切です。

普通に暮らしていると、なんでも当然のように思ってしまうからです。

当然だと思っていることも、よく考えると当然でないことに気付きます。

これは楽器演奏にも当てはまります。

このリフにはこのリズムパターンだ

という感じで、当然こうすべきだと考えてしまうとそこから先に進めません。

いつもと同じパターン、自分のやりやすいパターンです。

もしかしたら違う捉え方もあるのではないか

ということに気付くと、さらに違う捉え方に気付いたりします。

一度気付くと、気付きが連鎖することがあるのです。

新たな物が生まれるときは何らかの気付きがあるはずです。

それに、気付きは自分から得たほうがしっくりくるはずです。

人から気付かされることも大事ですが、できれば自分から気付きたいところです。

1年前の今日、そして今

1年前の今日、初めてhidekaさんのライヴを観ました。

甲府の桜座でのソロライヴでした。

それまでにも何度かhidekaさんはソロやバンドでライヴをしていましたが、ことごとく私のライヴと重なってしまっており、数年越しの念願がかなったのでした。

甲府に行くのも初めてでした。そして長年作品を聴いてきたhidekaさんが実在していて、会うことができるということにとても感動していました。

ライヴは割と覚えていますが、終了後に声をかけてお話をたくさんさせていただいたのに、いったい何を話したのか思い出せません。

そうとう舞い上がっていたのは確かです。

でもあのとき思い切って声をかけて良かったと、しみじみ思います。

あのときに声をかけられなかったら、今こうしてhidekaさんと一緒に音楽活動をできるようになっていなかったのですから、運命は本当に不思議です。

私は心に熱いものを秘めているくせに、積極的になれない部分がありました。

損だとわかっていてもどうしようもなかったのです。

でも、この日から私は変われたと思っています。

まさに人生の転機でした。

立場の違いだとか、経歴の違いだとか、演奏の技術だとか、考え過ぎてしまえばいろんなことが壁になり得ます。

でも、私はどうしてもhidekaさんとバンド活動がしたかったのです。

なのでその旨を伝えました。

言わないで後悔するより、言って後悔したほうがいいと思ったからです。

それに、どんなに思っていても言わなければ伝わらないのです。

でも結果は言って大正解でした。

実際に私は今hidekaさんと一緒に音楽をやらせていただいています。

ドラムを叩かせていただいたり、コーラスをさせていただいたり、アイデアを出させていただいたりしています。

本当に幸せなことであり、感謝しています。

思い切って何かをすることはとても大切です。

過去に思い切って何かをできなくて後悔している方、これからでも遅くありません。

ぜひ自分の心に正直に従ってください。

自分の人生は自分しか切り開けません。

そしてそれをやるなら今しかありません。

タイミングはあると思いますが、それは後で考えてこのタイミングで良かったと言えるものであって、
現実には常に今この瞬間というタイミングしかありません。

私はこれからも自分の心の声に従っていきたいと思っています。

心とともにある音楽

同じ物を見ても、人それぞれの印象があります。

音楽も同じです。

作詞の意図に沿っていようと、かけ離れていようと、
作品は受け手の受け取り方に委ねられています。

作品は作家から離れると勝手に成長していきます。

受け手の心の中に響いて、住み着くこともあります。

ある人の人生に大きな影響を与える大きな存在に膨らむこともあります。

ある人の音楽的素養を構成する血肉に変容する場合もあります。

そんなふうに誰かの人生の中に入り込めることって素敵です。

力ずくでは絶対に入り込めません。

私にも、自然に心の中に入ってきて、自分の心と一緒に存在している楽曲たちがいます。

今はそんな楽曲たちに囲まれて毎日を過ごせてとても幸せです。

チャンスを待つ姿勢

チャンスは待ち望んでいればいつか訪れます。

これは誰にも平等なはずです。
チャンスを待つ姿勢についてはどう考えますか?

いつかチャンスが訪れた時に
自分がどんな状態でいれば良いと思いますか?

準備万端でいるに越したことはないですよね。

ただ、何も先のことが分からない時点で準備する事に抵抗を感じてしまうものです。

それでも自分がやりたい事、なりたい状態があるなら
準備するべきです。

いざチャンスが到来した時に瞬発力を発揮出来るのは
準備していた人です。

準備していれば、他のライバルのことを過剰に意識することもありません。

そして準備をしていれば、ときには何もないところから何かを作り出してしまうことさえあります。

おそらくそれを奇跡というのでしょう。

奇跡がたくさん起きれば良いと思います。
私は今hidekaさんと一緒に音楽をしています。これは奇跡かもしれませんが、偶然ではありません。

私は長年hidekaさんの音楽をリスナーとして聴き続け、リリースされた全曲のドラムを叩ける状態でした。

その状態で声をかけさせていただいたのです。

チャンスに備えることについては身にしみて経験済みです。

皆さんにもこんな経験をしてみて欲しいです。

人生が変わり始めます。

名場面

ふと、自分の人生の中での名場面はどこだろうかと考えました。

今までにあった名場面、これからあるであろう名場面。

今までにあった名場面としては、一番新しい物では昨年12月のライブでしょうか。

hidekaさんとの共演は私の人生の中でもトップの名場面です。

そして、嬉しい事にhidekaさんとの音楽活動は現在進行形です。

なので、これからも今まで以上の名場面を作っていくことができそうです。

いつかゆっくりと自分の人生の名場面を振り返る日が来た時に
できるだけたくさんの名場面があれば楽しそうです。

人に見せるのが目的ではないので、自分の基準で名場面のアルバムを作っていきたいです。

毎日何か名場面を作るつもりでいたら
パワフルに生きられそうな気がします。

そして今ならできる

そんな気がしています。

3/9のライブも名場面になること間違いなしです。

苦手を克服する必要があるのか

誰にでも得意不得手はあります。

なんでもできそうに見える人にも不得意はあるものです。

苦手や不得意の克服には大変な努力を必要とします。

その努力はとても尊いものです。

賞賛に値するものです。

でも、果たして苦手や不得意を克服する必要がそもそもあるのでしょうか?

いろんな人間がいるのだから、自分が苦手な分野は得意な人に任せてしまえないのでしょうか?

人と比較してしまうとどうしても劣等感が湧いてきます。

すごい人なんて掃いて捨てるほどいます。

自分が得意だと思っていることですら、その分野ですごい人はたくさんいます。

なのに、得意でない分野を克服する意味はどこにあるのでしょうか?

できなかったことができるようになるのは素晴らしいことですが、
それならできることをより伸ばしたほうが良いのではないでしょうか?

人生、思ったより時間がありません。

考え方次第で気持ちが楽になるかもしれないので
一考の価値はありそうです。