叩き語りの練習 その2

以前にも書きましたが、今叩き語りの練習中です。

以前書いた時は口が回らなくて大変だと言っていたのですが、
それは乗り越えられつつあります。

ただ、やはり安定した音程で歌うことは難しいですね。

口が回ったと思えば音程が外れてしまったり、まだ練習が必要です。

やりたいことはたくさんあって、
例えばボーカルやコーラスをやりながらその音にエフェクトをかけてみるとか

とても楽しそうだと思うのですが、
どうやらドラムで両手両足がふさがった状態では出来なさそうです。

一人オーケストラをやっているあの超絶ドラマーならどうやるかな、
とか考えてみましたが、

パットを叩くことはできても、つまみを動かすような動作はきつそうです。

普通に歌えるようになってから考えろと言われそうですが、アイデアはたくさん出てくるのですよね。

楽しい空想をしていると生活が楽しくなってきます。

最新エレドラの試奏

最近またエレドラを叩き始めています。

長年自宅の倉庫に眠っていた物を復活させて使っています。

やはり大きな音を出せない環境で演奏するには最適だと思います。

私のはv-drumの初期モデルで、TD8というものです。

これ以前のモデルはヘッドがプラスティック製だったので
打感が生ドラムと違いすぎたのですが、

これはメッシュヘッドを採用しているため打感が格段に向上しています。

ただ、シンバルは現行モデルと違って揺れないタイプです。

ハイハットも見た目は開閉しません。

ハイハットコントローラーがあるので、実際の音は当然オープンクローズができます。

昨日楽器店に行き、部品を探すついでに展示してあった最新モデルのv-drumを試奏させてもらいました。

そして本当に驚きました。

打感、音質共にかなり向上しています。

なにより、細かいニュアンスが表現できるようになっています。

ソフトに叩いた時の音質はかなり生ドラムに近くなっています。

これならライブでも使えそうです。

演奏技術さえカバーしてしまえそうなクオリティにただただ驚くばかりです。

良いときの事を思い出す効用

人は様々な経験をします。

上手くいった経験、上手くいかなかった経験

どちらも経験としては大切なものです。

上手くいけば自信にもなるし、また今度同様の態度と方法で臨めば上手くいくと思えるでしょう。

上手くいかなければ、違う態度と方法が必要だと教えてもらったのと同じことです。

そして、メンタル面では上手くいった記憶を都度思い出すことにより、より上手くいくようになります。

それも極めれば、意識しなくても上手くいくようになります。

そして、今が上手くいっていない人でも必ず過去に何かが上手くいった経験をしているはずです。

上手くいかないともがき苦しむとき、少し視線を変えて何かで上手くいったときの感情を思い出すのはとても効果的です。

良いイメージで頭の中を満たせば、他のことでも上手くいきそうな予感がしてきます。

この状態だと新しいことにも前向きに取り組めます。

苦しい時ほど、良い時の事を思い出すことをお勧めします。

出来ている事に気付く

ドラムに限らず、目指すところに向かって努力している人にとって、まずは気付くポイント

それが
出来ている事に気付く
というところです。

出来ていない事を出来るように努力している方が多いと思われます。

出来ている事を認識すると、その後やるべき事が明らかになっていきます。

また、出来ていないから克服したいと思っていることがあったとしても、
もしかすると今出来ている事を少しアレンジする事で
出来ている状態に近い状態になる事があるかも知れません。

人生は有限です。

人が出来ることを自分も出来るようになりたいという気持ちは気持ちとしては必要です。

でもそれに囚われるよりも、自分が出来る事を伸ばしていったほうが良い場合もあります。

たとえ歴史に名を残すような賢者でも、すべての事が出来ていた訳ではないでしょう。

ある分野、ある部分で自分の個性を発揮できればそれで十分だと思いませんか?

出来ている事に気付く事で、少し気持ちが楽になるはずです。

自然体で生きることも大事です。

耳を澄ます

聴覚にはスイッチのようなものがないので、四六時中働いています。

そして、特に耳を澄まさなくても聞こえてくる音はたくさんあります。

リスナーとして音楽を聴いているときは
特に耳を澄まさないほうが全体を聴くことができます。

プレイヤーとして聴く場合や、演奏する場合は全体を聴く必要はもちろんあるのですが、
特定の音を集中して聴いたほうが良い場合があります。

その場合に必要な音だけに耳を澄ませます。

ちなみに今私が練習しているのは歌うことですが、
これは耳栓をしたほうがよく聴こえます。

自分の内部で響く音を聴く感じですね。

逆説的な考え方ですが、
こんな感じで発想を転換させると上手くいく場合があります。

また、これも発想の転換ですが、
聴こうとし過ぎないほうが聴こえてくるということもあります。

耳を澄ますことは大切ですが、フラットに聴くことも試してみると発見かあります。

新しいイヤホン

イヤホンが断線したため、買い換えました。

新しいイヤホンを購入する際のポイントは
音がフラットであること
これだけです。

私は低音を強調するように作られたイヤホン、ヘッドホン、スピーカーは使いません。

理由は簡単で、作品を作る時にアーティストやエンジニアなど多くの方が関わって仕上げた音は
そのままで聴くのがもっとも作品の良さを出していると思うからです。

しかし、低音が足りない、高音がきついなど思う事がないかと言えば、あります。

そんな時も、これはその作品の特徴なのだと思って聴くようにしています。

いろんな音を聴くと、自分の好みの音に気付きます。

ボーカルは近くに聴こえる感じが好きです。

AMラジオは音は良くないですが、歌はとても良く聴こえるようになっています。

あの音をイヤホンで聴くと、歌謡曲などはとても良く聴こえます。

リスナーとして聴く分には、ボーカルが大きめのほうが好きですが、プレイヤーとして演奏している最中は別です。

全体をバランス良く聴いていたほうが良い演奏ができます。

イヤホン、ヘッドホン、スピーカーどれも良いですが、
環境が許すならスピーカーでそれなりの音量で聴きたいというのが本音です。

イヤホンが壊れて気付いたこと

スマホに付属していたイヤホンが断線してしまったため、買い換えました。

完全に断線する前の数日間は左しか聴こえない状態でした。

するといつも聴いている音楽が若干違って聴こえることに気付きました。

ステレオでは大概両耳で聴きますので、どちらのチャンネルからどの音が聴こえているかについてはあまり考えないのですが、
片耳だけだと作成者の意図に突然気付いたりします。

そして左耳から入った情報は右脳に届くようですね。

右脳は感覚的な捉え方をするようで、確かに言われてみれば
いつもと違う聴こえ方がしたのはそんな理由かもしれません。

ただ、やはりステレオで聴こえたほうが奥行きを感じられるのと、
空いている右耳から入ってくる雑音が聴こえにくくなるので、
やはり両耳から聴こえたほうが自然ですよね。

やはりステレオで聴くことには意味があるのだと、今更ながら気付いたのでした。

今を意識する

ちょっと前に「今でしょ」という言葉が流行りましたね。

やり始めるなら後でとかではなく今でしょうということですね。

これは本質を突いている言葉だと思います。

過去がどうであれ、それにとらわれる必要なんてないし、
未来がどうなろうともそれに向かって何かできるとしたら今しかないですからね。

過去に戻って何かすることはできないし、
未来に進んで何かすることもできないのです。

何かやるとしたら今しかないのですよね。

そして私はまだまだ未熟ですが、今何をすべきかを考え、さらに今自分が何をしているかに注目するようにしています。

今している事に神経を集中すると、今を大切にしているという気持ちになります。

今を大切に意識すると、先の不安が消えて行く気がします。

私たちはどうせ「今何かやる」しかないのですから、それ以外のことを考えて心配をすることはありませんよね。

今という瞬間を大切に、意識していくことで得ることはたくさんあります。

是非意識してみて下さい。

音楽療法のようなもの

以前仕事で身障者と関わっていた事があります。

その中でも知的障がいと身体障がいの両方を持っている方々と関わりました。

彼ら彼女らにはそれぞれの個性があります。

程度により色々なのでしょうが、
私が関わった人たちは
人と合わせようとか、恥ずかしいから人と同じような事をやろうとか、そういう考えはあまり伺えない、本来的に純粋な心を持った人たちでした。

そして、彼らとセッションしてみてわかった事がたくさんあります。

彼らに楽器の正しい演奏方法を教える事にこだわらない方が良いです。

彼らは独自の方法で楽器の鳴らし方を習得します。

コンガは爪で叩いたり指で叩いたり、バリエーション豊富でした。

目の見えない彼女は
オルガンは指一本で、鍵盤の上を指を滑らせながら弾いていました。

自由にさせておくと、彼らは実に楽しそうに楽器を鳴らします。

そしてこちらが彼ら側に寄り添っていき、音を合わせます。

合奏してひとつの演奏になったとき、
彼らはとても喜んでいる様子でした。

ただ、これもひとつの例であって、合奏を好まない人もいます。

言葉を発する事が出来ない人たちと、このように合奏する事ができるというのは、私にとっては大変な驚きであり、喜びでした。

で、彼らは機嫌が悪いと全然集中できなかったり、全く演奏しなかったりします。

どこまでも正直なのです。

私たちならどんなに嫌な事があっても、決められたステージはこなすでしょう。

子供の頃からそう教育されてきているからです。

でも、本来はやりたいときにやるのがアートです。

私たちは良くも悪くも教育の影響を受けており、それは大抵の場合気がつくこともないくらいに深く頭の中に染み込んでいます。

純粋な彼らと関わったことで、そんな今までに感じた事のないような事を日々感じ、学ばされていたのでした。

叩き語りの練習

ドラムを叩きながら歌う練習をしています。

歌い慣れていないこともあって、それはそれは大変です。

音程が安定するとかしないとか、それ以前に口が回りません。

多分口や唇を動かすための筋肉が眠っているのでしょう。

練習後は筋肉痛にこそならないものの、口や頬のだるさを感じます。

そして発音する音が上唇と下唇を合わせる音が多いと
唇がしびれてきます。

今までこんな感覚になったことがなかったです。

普段から練習しているつもりだったのですが、まだまだ練習不足だったということですね。

突き詰めてやってみなければ分からないこと、結構あります。

疲労感が心地良いです。