スティック小話

部屋の整理をしていたら、以前使用していたスティックがあちこちから出てきました。

種類もたくさんあって、長い間に色々試してきたんだな、と実感しますね。

ジャズ用に購入したのに全然使用していなかった新品も出てきました。

軽くて細いタイプで、これはこれで良いのですが、しばらく使わなさそうです。

折れているのに保管してあるものもありました。

これは佐野康夫さんのライブを観に行ったときに、佐野さんが演奏中に折れたものです。

最後の曲で裂けた方向に逆らうようにグリップし直して、裂けたままで叩き終えられたので
あまりにも印象に残って、ライブ終了後にいただいたものです。

え、折れてますけどいいんですか?

と尋ねられましたが、使うためにいただくわけではなかったので

はい、折れているのに最後まで使っていらしたからいいんです

とよくわからない事を言った覚えがあります。

で、たくさんのスティックが出てきたにも関わらず、またしても佐野康夫さんモデルを購入してしまいました。

やはり良いものは良いのです。

ドラムヘッドについて

ドラムヘッドの種類、たくさんありますよね。

皆さんはどのヘッドがお気に入りですか?

私はスネアに関しては絶対コーテッドです。

白くて表面がザラザラしているものです。

微妙にスティックの引っ掛かりの感触があります。

何よりブラシを使用するときにはあのザラザラの引っ掛かりがなければ

ザーッ

という音が出ません。
また、厚さにも種類があります。

私は中間が好みです。

アンパサダと呼ばれています。

薄いのも高めの成分の音が残る感じで好きですが、耐久性に欠けます。

音も少し軽く感じるかも知れません。

逆に厚めだと引き締まった音です。
タムやバスドラに関しても本当はコーテッドが好みです。

特にジャズの演奏にはあの音が欲しいです。

でも、耐久性があるのはクリアのほうです。

他にも真ん中に黒いドットが入っているもの

ミュート加工が施されているもの

2枚重ねのものがあります。
本革もあるようですが、私は叩いた事がありません。

是非叩いてみたいです。

サスティンは短いらしいです。

ただ、本革は天候や湿気に左右されやすいです。

歴史的には本革の欠点をカバーするためにプラスティックのヘッドが開発された経緯があるようです。

消耗品ではありますが、音に対する影響は大なので

こだわりを持ちたい部分ですよね。

12/7のライブのこと

hidekaさんとの初ライブがあと1ヶ月となりました。

いまからドキドキしています。

どんな方に会えるのか、とても楽しみです。

元々私はhidekaさんのファンなので、お客さんとしてhidekaさんのライブを観ていたわけです。

今回も、思い切って名乗りをあげなければ、お客さんとして参加していたはずなんですよね。

世の中何が起こるかわからなくて、面白いですね。

だから、hidekaさんのライブに来てくださる皆さんは大切な仲間だと思っています。

縁がある方にはお会いできるはずです。

今回縁がなくても、いつか会えるはずです。

自分ができることで何かを与えることができるとすれば、こんなにうれしいことはありません。

hidekaさんの音楽は自信を持ってお勧めできる、素晴らしい世界観を持っています。

過去にロコやルビルビを好きだった方はもちろん、まだhidekaさんの音楽を体験したことがない方にも、是非体験していただきたいライブにします。

皆様とお会いできることを心から楽しみにしています。

私とロコとかルビルビの話をしませんか?

12/7 LIVE at 下北沢CLUB251

12/7のライブ、本日チケット発売です。

対バンはすごいことになりました。

なんとhidekaさんが以前していた
LOCO-HOLIDAYS
のメンバーであった上条兄弟が現在活動しているバンド

Hasta La Vista Babies

が出演することになりました!

CLUB251の高塚店長、素敵なブッキングをしていただきありがとうございます。
MIX?PHONEMIX?

2016年12月7日(水)
下北沢 club251
(東京都世田谷区代沢5-29-15
SYビル B1F)
OPEN 18:30
START 19:00
ADVANCE ¥2,500
DOOR ¥3,000
BAND:
hideka
Hasta La Vista Babies
Haregalas
sWan

出番は3番目、20:30頃の予定です。

CLUB251
http://www.club251.com/index.html

チケットのご予約

1.このHPのCONTACTに、公演日時、お名前、枚数をご記入のうえメール願います。
当日受付にてご予約のお名前を言っていただければ前売り料金で入場できます。
2.hidekaさんのHPからご予約の方

http://www.hidekamusic.com/

からどうぞ。

3.こちらのURLからも直接購入できるようですが、会場に先着しても入場順は後になるようなので、なるべくならこのHPかhidekaさんのHPから予約することをお勧めします。

http://t.livepocket.jp/e/251161207

ブランクの埋め方

継続的に練習したいのにどうしても途切れてしまう事があります。

右膝の手術をしたときは2ヶ月バスドラを踏めませんでした。

さすがに入院中は何もできないので、音楽を聴く時間をたっぷりもらったと思って聴く事に徹しました。

退院してからは手だけの練習を再開しました。

リズムパターンの練習は全身を使ってリズムを出したいのですが、右足が固定されていたので諦めていました。

そして、固定していたものを外せるようになったとき、右足の太腿の柔らかさに驚きました。

2週間固定していただけなのに、かなり筋肉が落ちるものなのです。

痛みに耐えながらリハビリで筋力を戻し、バスドラを踏んでみたのですが、すぐに疲れてしまうのです。

そこで、椅子の高さを変えてみたり、フットペダルのバネを調整してみたり、足首のスナップを意識してみたりと、今まで意識しなくてもできていた事を根本的に見直しました。

その過程で、今までより力を抜いてみたほうが良い音がすることに気がつく事ができたのは怪我の功名でした。

なんとか感覚を取り戻したのは1ヶ月くらい後の事でした。

スポーツ選手がよく怪我、リハビリ、復帰ということをしていますが、あれは本当に大変な事なんですね。

体験できた事は貴重だったと思っています。

なので、ブランクを埋める時は今までのやり方を見直すチャンスにもなり得るのです。

何かあってもまた復活できるという自信もつきます。

気持ちさえあればブランクを埋める事は可能なのです。

習慣とブランク

ドラムは毎日欠かさず練習していますが、これは習慣となっているので、何かの都合で練習できないと少し気持ち悪いです。

何事も習慣にするまでは大変ですが、習慣になってしまうとそれが当たり前になります。

そして、やり続けるという事により、知らず知らずのうちに実力に変わっていきます。

もちろん、何日か休んでも身体が覚えているので叩けなくなることはありません。

多分数ヶ月ブランクがあっても叩けることは叩けると思います。

実際、今までに数回、数ヶ月に渡ってドラムを叩けなかった時期もありました。

でも、叩きたくなかった訳ではなかったので、イメージトレーニングはしていました。

音楽も聴き続けていました。

そして久しぶりにドラムを叩いてみて、最初はそれほど違和感を感じなかったのですが、徐々に違和感を感じ始めました。

まず、疲れやすくなっていました。
持久力が落ちていたのです。

そして、何となくしっくりきません。
毎日叩いていた頃とは明らかに違う感覚でした。

この、何となくしっくり来ないという感覚がくせ者です。

これは微妙な感覚で、あるフレーズが叩けないとか間違えるとかではありません。

何となく、としか言いようがありません。

これを無くすには、継続的に練習するしかないのです。

急に取り返そうとしてもなかなか難しいのです。

習慣にしていればしっくりくるはずです。

強制的にでも、時間を作って習慣を作りましょう。

スネアサイド

スネアサイドいわゆる裏ヘッドは表のヘッドよりも薄いです。

スティックで叩くことはありませんが、スナッピーに叩かれているので知らず知らず劣化しています。

小さな傷が付いていたとしたら、即座に交換しなければ、あっという間に広がります。

演奏している最中にスネアサイドが破れたら悲惨なことになります。

スナッピーが鳴らなくなり、スネアサイドを張らずにスネアを叩いてるような音になってしまいます。

スネアサイドの好みですが、正直私には違いがわかりません。

耐久性についても、扱い方にもよりますのでなんとも言えません。

私は特にメーカーもこだわらずに購入しています。

ただ、そのスネアと同じメーカーのヘッドの方がいいような気もしますが、気のせいかもしれません。

音質について考えるなら、表ヘッドに気を使うべきだと思います。

hideka OFFICIAL GOODS STORE

hideka OFFICAL GOODS STORE

開店のお知らせ

 
hidekaさんのグッズを購入できるサイトを作りました。

私のHPからサイトにリンクを設定しました。

パソコンでご覧の場合はトップページの左側のメニューから

スマホでご覧の場合はトップページ右上のメニューバーから

それぞれサイトに飛ぶことができます。

商品のデザインは全てオリジナルのものです。

hidekaさんのファンならおなじみの

アルバム ‘hideka’ のアートワーク

‘hideka music’のロゴ

それに、

Brain to Dream Ofのイメージキャラクター

‘のうちゃん’

です。

のうちゃんは知る人ぞ知る、といった貴重なデザインでしたが
今回グッズを作るにあたって私が最も作って欲しかったものです。

元の作品はhidekaさんがデザインしたものをパーチメントクラフトという技法で表現した大変精巧なアートワークでしたが
hidekaさんにお願いしてシンプルな線で描き直していただきました。

是非手にとっていただき、あなたの暮らしの中に取り入れていただきたい一品です。

商品の種類も豊富に取り揃えています。

季節ごとに商品を入れ替えることも考えていますので、ぜひこの機会にお買い求めください。

ヘッドの相性

スネアの話をこれまでに数回してきましたが、あくまでも私の個人的な見解に過ぎません。

そして、スネアは材質とか製造された年代、叩き方に左右されるのですが、ヘッドの種類によっても相当変化します。

これも好みなのですが、私は明るめの音が好きなので、薄めのヘッドを張るのが常です。

ただ、これも私がそのスネアの特徴を理解しているからこそであって、普遍的な法則ではありません。

薄いヘッドを張っても中音域が鳴るスネアであり、叩き方も中音域が鳴る重さで叩くからこそ、私好みの音が鳴るのです。

なので、好みのスネアを手に入れたらいろんなヘッドを張ってみて変化を楽しんでみると良いです。

ちなみに、耐久性でいうと薄めのヘッドは消耗が早いです。

見た目に変化が表れてきたら交換のタイミングです。

演奏の最中にヘッドが破れたらかなり厳しいです。

破れた部分にスティックを引っ掛けないように叩くか、スネアを叩くことを諦めなければならないでしょう。

薄くても厚くても、破れる時は破れますので普段から点検することを習慣にしましょう。

スリンガーランド ラジオキング

スリンガーランドのラジオキング、これも時代を超えた名器と言われています。

実は実際に叩かせてもらうまでは注目したことがありませんでした。

しかし、一度叩かせてもらった時の印象がかなり良かったのを鮮明に覚えています。

私が叩かせてもらったのは1960年代製のものでした。

実はカノウプスのゼルコバを購入したショップの店員さんの個人所有のものでした。

第一印象は良い音というわけではないのですが、その深みのある味わい深い音に魅了されてしまいました。

ごく短時間の試奏ではありましたが、カノウプスゼルコバとはまた違った魅力があり、欲しくなってしまったので
購入の意向を伝えました。

しかし、長年使用していて愛着があるので無理と断られてしまいました。

その後ショップで新品を試奏させていただく機会がありましたが、現行モデルではあのときに感じた味わいはあまりない印象でした。

しかし、好みのスネアであることには間違いないです。

機会があればまた叩いてみたいです。