ツーバス

ツーバスとは、バスドラが2つある状態です。

メタルなどのジャンルではよく使われます。

ワンバスでは表現しきれないたくさんの表現が可能になります。

かなり攻撃的なインパクトを与えることができます。

大学時代、音楽系サークルに所属していたのですが、ワンバスのセットとツーバスのセットがありました。

ワンバスはサークルのもの、ツーバスはメタル好きな先輩のものでした。

自由に使って良いことになっていたので、ツーバスセットも叩かせてもらいました。

ソロで叩くと楽しかったです。

私はその時期、8ビートを叩くときにも8分でバスドラを踏んだりしていたので、速い連打は割とできました。

細かいフレーズは相当練習が必要ですけどね。

でも、他の楽器と合わせるとどうも自分が叩きすぎている気がしてなりませんでした。

多分、曲があまり好きでなかったのだと思います。

フュージョンの曲でもツーバスの曲をやったことがありますが、コピー以外ではやったことがありません。

それに、ライブハウスでツーバスをプレイするには持ち込みしなければなりません。

なので、大学時代の一時期だけやって、それ以来はやっていません。

多分これからもやらないと思います。

変化

変化について、肯定的イメージをすぐに持てますか?

私自身は変化に肯定的イメージを持って、今までの人生の中で何度か生まれ変わるつもりでやってきた事があります。

きっかけは

このままでは何かをしそびれている気がする

という漠然とした気持ちであった事もありますし、

病気や体調不良を経験して、いつの日か自分の人生が終わる日がくる
ということを実感した気持ち

であった事もあります。

特別な事がなくても新しい事に次々と取り組む事ができるバイタリティに溢れた人なら、人生はいつも楽しい事でしょう。

でも、大抵はある程度快適な空間や立場を自分で作ってしまうとそこにいるのが楽になってしまうものです。

その楽を捨ててまで、あえて新たな事に取り組んでいくには決心が必要です。

良くなる保証などなくても、飛び込んでいく思い切りの良さが必要なのですね。

そうやって失敗する事と、しないで後悔する事とを天秤にかけます。

もちろん事と次第にもよりますが、やってみたほうが納得がいくでしょう。

変わりたくないのなら別ですが、現状に不満を持っているならなおさらです。

何度でも変化してみたいです。

ドラムグローブ

ドラムグローブは、手のひらの汗でスティックが滑ってしまう人や、手のひらが乾燥し過ぎていて皮膚がひび割れてしまうような方にはオススメです。

私は超ハードヒッターだった時代に、手のひらや指の皮がマメになり、やがてめくれてしまうほどの力が入っていました。

そうなると痛くて集中力が切れてしまいます。

そのとき始めてドラムグローブを使いました。

手のひらや指の保護になり、大変役に立ちました。

やがて、そんなにグリップに力を入れなくても大きな音を出せるようになり、グローブは必要でなくなっていきました。

今は使いたいと思いませんが、手のひらや指を怪我してしまったときには使うかも知れません。

また、スティックコントロールは微妙な感覚が大切なのですが
グローブをするのと、しないのとでは全然感触が違うため、どちらにするか決めていないと、どちらにも違和感を感じてしまうものです。

使っている時期は予備も持ち歩いていたほうが良さそうです。

ちなみに私は1ペアしか持っていませんでしたが、ゴルフをしている人からもらったゴルフグローブでも問題は全くありませんでした。

ゴルフグローブだと安価モデルの薄めのものがドラムには適していると思います。

ちなみに、スティックに巻きつけるタイプの滑り止めもあります。

こちらはスティックが折れたら終わりなのであまり経済的でないかも知れませんが、グローブをするのに抵抗がある方は是非。

想定外の事態

想定外の事態は起きるものです。気を付けていても起きるし、気を付けていなければ余計に起きます。

私が経験した想定外の事態です。

1.ビーターが折れた

バスドラのペダルの部品で、バスドラのヘッドに当たる棒状のものがビーターです。

鉄製で硬く、手で曲げようとしても絶対に曲がりません。

あるライブの途中、右足に何か当たったなと思ったら、バスドラが鳴らなくなりました。

演奏中だし、暗くてよく見えなかったのでとりあえずハイハットを叩いていた右手をフロアタムに移して叩きました。

低音が消えてしまうと全体がスカスカになりますから。

あとで見たら、完全に金属疲労でした。

同じ箇所だけにずっと負担がかかっていたのですね。

前兆がなかったので驚きました。

ちなみにプレートが折れたこともあります。
2.シンバルスタンドの留め方が甘くて叩けない角度に曲がってしまった

留めたつもりが甘かったのですね。
こうなるとそこは叩かないしかないです。

3.シンバルスタンドが倒れた

倒れたというより倒されたというのが正しいです。

普通に扱っていて倒れることはありませんから。

一体どんだけ激しいバンドをやっていたのでしょうか…
想定できる事態には備えておきましょう。

意識し過ぎてドツボにはまる

私はよく経験しています。

例え話で言えばわかりやすいと思います。

ベースとのコンビネーションをもっと良くしたいと思ったとします。

ドラマーとベーシストがお互いの音を良く聴こうとして頑張ります。

そうすると、今まで意識していなかった微妙な細かい部分が聴こえてきます。

大きなノリを整えようと思ったのに、細部が気になってしまったりします。

程度にもよりますが、例えばベーシストとドラマーが2人でスタジオに入ってこのような練習をすると、まずは行き詰まると思います。

そして1箇所ずつ克服していくうちに、2人の音に慣れて、噛み合う瞬間が増えてきます。

この頃にはもう、お互いの音を聴こうとして頑張り過ぎていません。

自然とお互いの音を聴きながら演奏しているはずです。

聴こうと思い過ぎるよりは、自然に聴こえて、それに合わせようと意識するくらいがちょうど良いのです。

細部については個人練習をお互いに重ねてから、再度合わせるのが良いと思います。

一度このプロセスを経験すると、同じような悩みが出た時に

あまり意識し過ぎずに良く聴く

ということがお互いにできるようになると思います。

ドラムシューズ

バスドラのペダルを踏みやすいシューズをドラムシューズとして履く方がいます。

私はスニーカーが一番踏みやすいと思います。

普段はコンバースをよく履いているので、そのままでやっています。

状況によっては革靴のこともありますが、気にせずそのままやります。

ブーツは足首の動きが固定されているうえに、底が厚いので踏みにくいのですが、踏めない事はないのでそのままやります。

以前は裸足でペダルを踏んでいました。

何人か裸足ドラマーに会った事があります。

裸足だと感覚がダイレクトに伝わるため、微妙なニュアンスを伝えやすいと思っていたのです。

確かに微妙なニュアンスは伝えられるのですが、ジャズをやり始めて、セッションに行くようになると、
だいたい交代でドラムセットの定位置についてすぐに演奏が始まるため、いちいち靴下や靴を脱いだり履いたりするのが面倒になったのてす。

それ以来普段履いている靴のままでペダルを踏むようになりました。

そうしてみると、靴底がクッションの役割を果たしてくれるため、足への負担が軽くなる事がわかりました。

ということで、私自身はシューズにはこだわりがありません。

気にする方はこだわってみるのも良いと思います。

ハイハットのゴーストモーション

正確にはハイハットを閉めて叩く場合の左足のゴーストモーションと言ったほうが良いかも知れません。

なんとなく癖で左足を右手の動きと合わせて動かす方もいらっしゃいますが、
私はゴーストモーションをする場合としない場合を意識して分けています。

なぜなら音に影響があるからです。

特に、少しだけルーズにしたいという場合や、思いっきりルーズにしたい場合には
ゴーストモーションをしていると出したい音が出せません。

プレートに置く足の位置や力加減を微妙に操作しなければならないからです。

逆にゴーストモーションをしたほうが良い場合もあります。

例えば、途中からライドシンバルやフロアタムを刻むフレーズが出てくるようなときに
ハイハットを4分または8分で踏んで音を出すような場合です。

この場合は最初のノリを維持させるために、最初からゴーストモーションをしていたほうがスムーズに流れます。

また、ジャズの4ビートの場合は2拍4拍にハイハットを踏んで音を出すことが多いですが
この場合は1拍3拍にゴーストモーションを入れるとリズムが取りやすくなります。

ただ、これは私の場合の話ですのが、選択肢として覚えておいて損はないとおもいます。

最高のライブでした

昨日、下北沢clubQueにてライブを観て来ました。

やはりライブは最高です。

46°halo

ブランクを感じさせない、熱い熱いステージ。
Gt.Vo石塚君は札幌時代にかなり対バンやりました。
彼の人間的魅力がにじみ出る素敵なステージでした。
また観たいです。
Gt新保さんは札幌時代15年位一緒にバンドやっていた仲間です。
歳をとらない不思議な人です。

cruyff in the bedroom

息の長いバンドならではの圧倒的パワーを感じました。
彼らは何度も札幌でライブをしており、対バンで一緒にさせていただいていました。
ハタさんとはかなり久々の再会でしたが私のことを覚えてくれていたみたいで感激です。

沖野俊太郎&The F-A-Rs

以前から知っていましたが、観たのは今回が初めてでした。
エフェクトの深いボーカルが印象的で、演奏は抑揚があって、激しいところではかなりのテンションでカッコよかったです。
hidekaさんのことを言うと是非ライブに行きたいと言ってくださり、嬉しかったです。

the MADRAS

こちらも初めて観ました。
Voの橋本君は昔札幌でカリスマ的なバンドをやっており、その頃は仲良くしていただいていましたが、何十年ぶりの再会でした。
その変わらぬステージングに惚れ惚れしてしまいました。

是非、彼らと共演したいと思いました。

ハイハットのオープンクローズ

ハイハットはその特徴として、手でも足でも音を出せるというポイントがあります。

手で叩くのか、足で踏むのか。

一般的にはジャズでは踏むことにより音を出すことが多いです。

それ以外だと右手で叩くことが多いです。

そして、ハイハットは叩いているときに同時に足でオープンクローズを操作できます。

クローズについては前回書きました。

今回はオープンとオープンクローズについてです。

オープンはその名の通りハイハットを開けておいて叩くのですが、その場合にもいろいろな叩き方があります。

せっかく2枚のシンバルが合わさっているので2枚とも鳴らしたいですよね。

それには開き過ぎないことです。

適度に開いて2枚のシンバルが触れ合う加減を左足で調整します。

セッティングするときにハイハット同士の間隔を狭めに設定してコントロールしやすくする方法もあります。

ちなみに私は狭めにして左足でコントロールするというように両方をしています。

出したい音量に合わせて開き具合をコントロールします。

そしてオープンクローズです。

クローズで叩いているときにたまにオープンするのがよく使われる奏法です。

この場合もどれくらいのアクセントを付けたいかによって開き具合をコントロールします。

ほんの少しだけニュアンスを付けたい場合は左足を少し緩めるだけ

思いっきりアクセントを付けたい場合は思いっきりオープンして
瞬間的にクローズします。

これがうまくいくと、途端に上級者っぽく聴こえるくらいにカッコいいと思います。

ハイハットについてはもっともっと
研究していきたい部分です。

ハイハットの叩き方色々

ハイハットは2枚のシンバルが組み合わさっており、それを上下に組み合わせることによって成り立っています。

ドラムの他のパーツと同様に強弱による音の変化があるのはもちろんのこと、
ハイハットの場合は左足をプレートに乗せる力の変化によっても音の変化があります。

強く踏んで叩くと音が短くシャープになります。

弱く踏んで叩くと音が長くルーズになります。

連続で叩くときにこの強弱をつけて叩くと微妙な変化が出せます。

また、曲中で盛り上げていくときに
シャープからルーズへと変化させることによって
だんだんと盛り上げていくという効果を表現することができます。

ドラムの他の部分とは違う独特な表現が可能なのですね。

さらに、スティックのチップ部分でハイハットの真ん中を叩くのか、
それともスティックのショルダー部分でハイハットの端を叩くのか

これによっても音の変化をつけられるので、変化のつけ方はいく通りもあるということですね。

左足をプレートに乗せる力ももちろんのこと、プレートに乗せる位置で音の変化を出すことも可能です。

プレートの奥側に足を置くと自然と締まった音になります。

プレートの手前側に足を置くと自然と緩んだ音になります。

これらを使い分けできれば、表現の幅は格段にアップしますね。