スネアの鳴らし方
スネアは叩き方によっていろんな音を出すことできます。
使い分けることができると
一気に表現力がアップしますよ。
1.打面の真ん中を叩く
いわゆる小太鼓のような音です。
正統派の音です。
ダン という音です。
2.打面の真ん中を外して叩く
少しボリュームが落ち
スティックの跳ね返り方も変わります。
独特な音になります。
ダン より たん という音です。
いくつかのテンションボルトを緩めてみると面白い倍音が出ます。
3.リムと一緒に打面の真ん中を叩く
打面の真ん中とリムを一緒に叩くと大きな音が出ます。
打面が7.リムが3くらいの力配分が良いとされているようです。
リムの割合が高いほど甲高い印象になります。
リムの割合が高過ぎると叩く力の割に鳴りの良くない音になります。
ダブルストロークは基本的にできません。
ダン に カン が混じった音です。
4.リムと一緒に打面の真ん中を外して叩く
高い音になります。
効果音的な使い方をすると面白いです。
カーン という音です。
5.クローズドリムショット
打面にスティックの端をつけたままで
もう一方の端でリムを叩きます。
打面のどこにスティックをつけるかで
音色が変化します。
コッ という音です。
6.リムだけを叩く
たまに使うと面白い効果があります。
カッ という音です。
もちろんチューニングによっても音色が変化します。
また、ほんの少し叩く位置をずらしただけでも音色が変わります。
なのでスネアだけでも多くの音色が出せます。
実際にはドラム単体ではなく
他の楽器と一緒に音を出すことになると思いますが、
そうすると残る音と聞こえにくくなる音があります。
でも完全に聴こえなくなる訳ではなくて
下味を付けた食材のように
じわっと主張し続けます。
また、ドラマーの位置で聴く音と
他の楽器の位置で聴く音も違います。
他のドラマーに叩いてもらって
離れた位置で聴くと発見がありますよ。
オススメです。