難聴気味です

おとといdipのライブを堪能してまいりました。

それはもうエキサイティングな体験でした。

で、昨日一日中難聴気味でした。

実はスピーカーの真正面、距離は1〜2メーターくらいしか離れていないところで観ていました。

さすがに近過ぎましたね。

せっかくのdipなので思いっきり全身で感じたかったのです。

まあ希望通りになった訳ですが、このライブ難聴も続くと本物の難聴になりそうです。

以前はそんなに気にしていませんでしたが、結構前から左耳の聞こえが悪いのは自覚していました。

ドラムの音は普通に叩いても大きいですが、私は破壊的爆音で叩いていた時期が長かったので当然なのでしょうね。

音楽用耳栓は使用したことがありませんが、使用してみようかとも思っています。

検索してみるとたくさんヒットします。

やはりニーズがあるようですね。

せっかく音楽を聴くのにわざわざ耳栓をするなんて、と思うかもしれませんが、音楽用と謳っているからにはそれなりの性能が期待できるのでしょう。

何をするにしても健康は大切ですからね。

ライブレポート

昨日はdipのライブを観てきました。

もう20年以上好きなバンドです。

ギターボーカルのヤマジさんが大好きです。

札幌時代に一度だけライブで対バンさせていただいたことがあります。

すごく楽しみにしていたのですが、
いざお会いするとそのオーラに圧倒されて挨拶程度しかできなかった思い出があります。

そして昨日、約10年ぶりにライブを観てまいりました。

いや〜、やはりヤマジさんは天才ですね!

バッキング、カッティング、ソロ、エフェクターの使いこなし方

どれも超絶です。

ドラムのナカニシさんのリズムはタイトかつアグレッシブ
激しいプレイでヤマジさんの盛り上がりに呼応していました。

ベースのナガタさんはクールなようで熱く土台を支えていました。

この3人の一体感は半端じゃないです。

久々の轟音ライブ体験で興奮しました。

いろいろと感じるところがありましたので
随時ご紹介していきます。

で、ガラッと変わって今日はジャズバンドのリハーサル。

この落差の激しさがたまりません。

時間配分

有名なミュージシャンのワンマンライブに行くと、ほぼ時間通りにスタートすることってないですよね。

お客さんの入りを見ながら、焦らして期待を煽る手法ですね。

でもこれは計算済みのことなんですよね。

よほどトラブルがない限りは少し遅らせてスタートすると決めているのです。

しかし、これが何組かが出演するイベントとなると時間通りに近くなります。

もちろん後に出演するミュージシャンの演奏時間が短くなることを避けるためです。

だいたいトリを務めるのはそのイベントで最も注目されているミュージシャンでしょうから
そこにしわ寄せが来ないようにするのです。

 
ライブで演奏する曲が決まったら、演奏時間を計って演奏してみます。

たいていはこれで上手くいきますが、MCが長くなったり、機材トラブルがあると少し予定が狂うことがあります。

なので、基本はギリギリの時間配分をしないことです。

時間オーバーがひどいと、もうイベントに呼んでもらえなくなってしまいます。

主催者や他の出演者やお客さんへの配慮は必須です。

ライブとか、バンドとかの前に、人間関係あっての音楽活動であることは肝に銘じておく必要があります。

耳コピに便利なアプリ

最近、今やっているバンドで改めて耳コピする必要があり、ドラムの音を聴いて分解したり研究したりしました。

その通りにコピーするのはできるのですが、ベースのフレーズに合わせて少しニュアンスを変える必要が生じました。

何度も繰り返し同じ部分を聴き直していたのですが、テンポが速くて耳が追いつきません。

何かいい方法がないかと考えて、昔のテープレコーダーに速度変換機能が付いていたことや、レコードだと回転数を下げたり手動で遅く回したりしていたことを思い出しました。

もしやそんなアプリがあるかも、と思い探したところ、大変便利なものを発見しました。

Audipoというアプリです。

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.ne.sakura.ccice.audipo&hl=ja

 

これはすごいです。

操作も簡単です。

リピートマークが付けられるので、繰り返し再生にストレスがありません。

キーも変わりません。

多分このアプリを使わなかったら、あと数時間は耳コピに費やしていたでしょう。

いい時代になったものですね。

ということで耳コピは無事終了。

しかし、頭で分かるのと実際に叩くのは大違いです。

あとはひたすら身体に染み込ませるために反復練習あるのみです。

イメトレ

今日はひたすらイメージトレーニングの日にしました。

見覚えのあるステージなら頭の中ですぐに再現できます。

そこにいるかのように頭の中でイメージを膨らませます。

ステージ独特の音の響き方や、照明が明るくなった時の熱、スティックを握る感触、叩いた時の感触をリアルにイメージします。

客席の様子もイメージします。

こうしてイメージしていると、本当にステージで演奏しているかのような高揚感を味わうことができます。

空想するだけなのでどこまでも自由な世界です。

全て自分の思い通りになります。

とても幸せな気分です。

こんな感じの空想はいつもしています。

体調が良くなくて実際にドラムを叩くことができなくても

これなら寝ながらでもできますよ。

音の輪郭

音の輪郭がはっきりしているか、ぼやけているかで楽曲の印象が変化します。

ドラムでいうと、タイコ類のヘッドが極端にゆるいと音程が低いだけでなく、輪郭がぼやけます。

いざ強弱をつけて演奏しようとした時に強く叩いても反応が芳しくないです。

ヘッドが適度に締まっていると、強弱をつけた演奏の反応も良好です。

音の輪郭もはっきりします。

ヘッドが極端にきつく締まっていると輪郭ははっきりしていますが低音域が鳴りにくくなります。

でもこれは楽器の特性にもよるため、この点に改良が加えられているタイコ類だと
きつく締めても低音域がしっかり鳴ります。

曲の表現上あえて輪郭をぼかしたい場合は、生音で表現するよりは、しっかり輪郭のある音を作っておいてからエフェクト処理するのが良いかも知れません。

ただ、マイクで音を拾わない場合には生音で音を作らなければなりません。

その場合、状況に合わせて曲によってチューニングを変えるか、そのためだけに違う楽器を準備するかだと思います。

ただ、極端に低いチューニングにすると、ドラム単体で叩いた音がそれなりに耳触り良くても、全体の音に埋もれてしまうため狙った効果が望めないことがあるため要注意です。

全体の音のバランスを考えたうえで
ポイントを絞って使い分けするのがベストですね。

腕の通り道

ドラムを叩くとき、同じポイントを叩くように気をつけている方は多いと思いますが、腕はいつも同じルートをたどっていますか?

もしもリズムや音が安定しないという悩みがある方は、自分がドラムを叩く姿を録画してみてください。

そして、同じ場所を叩くのに腕の通り道が違わないかを検証してみてください。

毎回違う場所を通っているとしたら、
それがショットが安定しない理由です。

私はよく鏡の前で叩く練習をしていました。

鏡の前でスティックを持たずに空振り、素振りもよくやります。

腕の通り道が決まり、無意識に同じ通り道をたどることができるようになると、演奏に大事な他の事に神経を使えますよね。

是非、鏡の使用や録画をお勧めします。

こういう身体の実際の動きに関しては
イメージトレーニングではカバーしにくいです。

つまり考えているだけでは何も変わりません。

行動あるのみです。

イスの高さと姿勢

ドラムイスの高さ、意識していますか?

私はいろんな時期を経て、今は膝が90度より少しだけ大きい角度になるところに落ち着いています。

 
90度くらいだと4つ打ちなどの単純なビートの時は良いのですが

ダブルを踏む時にやりにくいです。

また、足を持ち上げる必要があるので疲れやすくなります。
イスを高くすると、足を上げる動作が楽になります。

ストンと落とすだけでいい音が鳴ります。

でも、浅く腰掛けるため、長時間だとお尻が痛くなってきます。

なので、私は間をとって中間の高さにして、浅く腰掛けることにしています。

あまり深く腰掛けると、リズムまで後ろに寄ってしまう気がするのです。

これってピアノとか鍵盤楽器の場合も同じ感覚なのでしょうかね?

そして姿勢ですが、私の場合は割と背筋が伸びているようです。

多少は前傾姿勢ですが、猫背で叩くことが多いドラマーのなかでは姿勢が良く見られます。

適度にリラックス出来る姿勢が無理なく長時間叩けると思います。

自分なりにベストな姿勢やイスの高さを、体調や気分に合わせて数種類持っておいて、使い分け出来るとより良いです。

人を惹きつける音

どんな音が人を惹きつけるのでしょうか?

大きい音

これは人間の本能として自分を守るために大きな音に注目するということがあるからでしょう。

一瞬にして注目を浴びますが、これがずっと続くとだんだん苦痛になってきます。

大きな音を浴びたいと思ってライブに出かけたりするときは良いのですが、
その場合でも音が大き過ぎると疲れます。

効果的に使えば、感情の盛り上がりを最も簡単に表現する方法として人を惹きつけることができます。

小さな音

静かなところであれば、静かな音でも十分に人を惹きつけます。

小さな音のほうが人は耳を澄まして聴こうとするものです。

個人的にはウィスパーボイスが大好きです。
ライブで表現するのは難しいかもしれませんが、今取り組みたいのはウィスパーボイスを生かすドラムです。

繰り返しではない音

たまに出てくる音は人を惹きつけます。

逆にずっと繰り返し、鳴りっぱなしで変化に乏しい音は安定した印象を与える反面、惹きつける音ではなくなってしまいます。

ただ、安定した印象は音楽に必要な要素でもあるので、あとはバランスを考慮していけば良いのです。
いい音

これは必須です。楽器の音にしてもボーカルにしても、いい音、いい声は人を惹きつけます。

これは感覚的なものなので、クリアトーンが良い音の場合があれば、歪んだ音が良い音の場合もあります。

悪い音

あえていい音ではない音を入れることで効果的に人を惹きつけることもあります。

弦楽器はチョーキングすると音が揺れますが、これは細かく分割すると音が合っていない瞬間があるということです。

打楽器もあえて高すぎたり低すぎたりするチューニングをすることで人を惹きつける不思議な魅力が出ることがありますよね。

こんな要素を足し算したり引き算したりしながら
人を惹きつける音を出したいですね。

続けること

子供の頃にピアノを習っていた
学生時代にバンドをやっていた

こんな方、たくさんいますよね。

なぜやめてしまう方が多いのでしょうか?

とてももったいないと思います。

親に習わされたから

こんな理由なら仕方がないと思います。

他に好きなことができたから

これも仕方がないですね。
でも、社会人になったから、はちょっと寂しいですね。

別に音楽は若い人達のためにあるわけではありません。

ライブハウスに行くと、圧倒的に若い人達が多いですが

私がよく考えるのは中高年の方々がライブハウスで音楽を楽しむことが普通のことにならないかな

ということです。

年齢を重ねると社会的責任が重くなったり、周囲の目が厳しくなってきます。

そこで好きなことを諦めてしまったり、続けることができなくなってしまったりするのでしょう。

でも、そこで諦めなければもっと素敵なことが待っているかも知れません。

もう若くないから、なんて思わないことです。

想いを持って続けることによって、人生は豊かになります。

もしも、もう少し続けておけばよかった、あんなに好きだったのに

なんてことがあるなら、すぐに再開しましょう。