唯一無二の演奏家

ある曲を演奏するとき

楽曲に対する愛情を表現したい
ここで盛り上げたい
ここで抑えたい
喜びや悲しみを表現したい

等、様々な感情をドラミングに変換する必要があります。

抑揚をつけながら
叩きまくったり
間を空けたり
ときには抜いたり

方法はたくさんあります。
ドラマーの数だけあると言っても良いでしょう。

表現方法がたくさんあれば、表現するための道具である楽器もたくさんあります。

たくさんある楽器の中から自分の選んだ楽器を使い、自分でチューニングをし、自分の叩き方で叩く

このようにして自分の音、自分の演奏は成り立ちます。

ある程度真似はできますが、全く同じにはなりません。

でも、同じにならないから面白いのですよね。

たくさんある組み合わせの中から、奇跡的に表現されたものが私の演奏であり、あなたの演奏です。

他の誰かがどんなに頑張ってもあなたと全く同じ演奏はできません。

演奏のレベルについては向上させる努力が必要です。

しかし、わたしもあなたもすでにこの世界で唯一無二の存在なのです。

唯一無二の演奏家なのです。

自分の得意分野を生かして輝きましょう。

グッズ作成

普段全くやらないことに挑戦してみました。

今後の活動のためのグッズ作成です。

今回は準備段階としてTシャツのサンプルを作成してみました。

コンビニにはプリンターがあり、写真やPDFは何度かプリントしたことがあったのですが、
調べたところ布に転写するためにはインクジェットプリンターでなければならないとの情報がありました。

家のプリンターはしばらく箱にしまったままで、電源を入れてもエラーが出てしまうため諦めていました。

しかし久しぶりに電源を入れてみたところ、稼働しそうな感じだったため、急遽インクと転写シートと無地のTシャツを購入。

プリンターにカートリッジをセットすると復活しました。

説明書に噛り付きながらプリントし、アイロンがけです。

このアイロンがけがポイントのようなのですが、

普段のアイロンがけの仕方ではなく、
まずは全体に軽く
体重を乗せて5秒間
少しずらして5秒間
仕上げは全体に

といったやり方です。

慣れない作業だったため時間がかかりましたが
なんとか3パターンが完成。

初めてにしてはなかなかの仕上がりです。

今の時代ネットで調べれば大抵のことは知識として得られます。

でも、実際にやってみるという体験はネットで調べただけでは得られないですよね。

最近は買い物もネットで済ませることが多かったので、
今回のように必要なものを買い物に行って
実際に作成するという一連の工程を当たり前にこなすということが
とても新鮮に感じられました。

物創りって楽しいですね。

ドラムを叩きながら歌う

ドラムを叩きながら歌う

これは本当に難しいです。

別々ならできることでも、同時にとなるとかなり練習が必要になってきます。

普段ドラムを叩いているときには身体がどれくらい揺れているかなど考えないほうが多いでしょう。

でも歌うとなると、声を出したときに身体が揺れると声も揺れます。

それを効果的に使えれば良いのでしょうが、なかなかそうはいきません。

いかに手足を動かしても体幹が揺れない叩き方ができるか

がポイントです。

とは言え、自然な揺れを抑えるとノリまで抑えられている気がしますよね。

という事は、自然な揺れだけを残して手足の動きを独立させるような身体の動きが理想でしょう。

私が今まで生で観た中でのベストは
つのだ☆ひろさんです。

ご縁があってライブを観させていただく機会があるのですが、
自然な揺れでノリを出しながら素晴らしいドラムを叩き、素晴らしい歌を歌います。

歌もドラムも思い通りといった感じです。

きっと体格に恵まれているというのもポイントなのでしようが、
そうでなくても出来ることはあるはずです。

できるだけ小さな身体の動きで叩くのはまだまだ練習の最中ですが、
やり続けることが大事です。

私ももっと練習したいと思っています。

身体を使う

ドラムは座って演奏するものではありますが、それにしては身体の動きが他の楽器と比べて大きいと思います。

他の楽器もアクションを取り入れたりすると動きが大きくなりますが、ドラムはアクションを取り入れなくても動きが大きいです。

私は、この身体の動きがビートを作り出すという感覚が好きです。

継続してビートを刻むことによってグルーブが生まれる感覚が好きです。

もちろん力を抜くことの大切さは身をもって体感していますし、力を抜かなければ良い音は出ません。

しかし、ここぞという瞬間にはやはり力が入ります。

その瞬間に大きな音、爆発的な連続音が必要だと思えば思い切り大きな力を使います。

そしてこれは力んでしまっているのではなく、力をコントロールした結果なのです。

この音が曲に対して躍動感を与える結果につながるのなら、ドラムの役割としては最高の役割ですよね。

ドラムは小さな音から大きな音までダイナミクスを表現することができる楽器であり、その特徴を上手く生かすべきです。

時には思い切り身体を使った大きな表現によって
大きな感情の振れ幅を表現するのも良いですね。

音の記憶

私の母はクラッシックが大好きです。

家でレコードをよくかけていましたので、私はそれをなんとなく聴いていたのだと思います。

ベートーベンの抑揚が激しいのがお気に入りです。

無音に近い静かな演奏の場面から急に音が大きくなったりするのでビックリしたものです。

中でもカラヤンという指揮者が好きで、カラヤンの良さを幼い私に語っていました。

でも、クラッシックは幼かった私にとっては1曲が長すぎて飽きてしまうので、ちゃんと聴いたことはありませんでした。

そして、せっかくそのような環境にいたのに、私はパンクロックに目覚め、ロックドラマーになっていきました。

ドラムを始めた16歳の時、ギターやベースにも興味を持ち、ほぼ同時進行で弾き始めました。

でも結局ドラムだけが長続きして今に至っています。

自分の意思で音楽を聴き始めたきっかけはパンクロックでしたが、大人になってから思ったのは、幼い頃になんとなく聴いていたクラッシックが実は私の音楽の根本にあるのかもしれないということでした。

音から受ける印象、響きに対しての感覚的な部分の基礎が作られたのかも知れません。

ドラマーですがメロディやハーモニーにこだわりがあります。

ギターで言うと開放弦が鳴っているコードの響きが好きです。

自分でコードを発見することに喜びを感じます。

ベースで和音やアルペジオを弾くプレイヤーが好きです。
あの低音の混ざり具合がたまりません。

バイオリンの伸びやかな音と抑揚の表情が好きです。

基本はドラマーなのですが、好きな音の感じはメロディやコードの印象で決まっているのかも知れないです。

これらは意識していないところで受けた音の記憶に影響を受けているのかも知れませんね。

楽器で表現することの楽しさ

歌は歌詞があるので、メロディに乗せて意味を伝えることができる最高の表現方法です。

意味があるので、聴いた人はその意味を考えながら歌を聴くことになります。

では楽器による演奏はどうでしょうか?

楽器の音では意味を表現することはできません。

しかし、意味が表現できないことは決してデメリットではないと私は考えます。

なぜなら聴く人の数だけ解釈の数があるからです。

また言語を理解しない他の文化圏においても解釈の差はありません。

意味が表現できないからこそ自由な解釈の余地があるのです。

そして演奏者にとっても、意味を持たない音だからこそ表現力が問われます。

楽器の選択、チューニング、奏法、エフェクト処理等によって与えたい印象を表現します。

作曲者や演奏者が意図した表現は正確に伝わらなくても、
聴いた人の心の中でそれぞれの印象を感じられたらそれで良いと思います。

作品はリスナーの自由な解釈で育っていくのだと思います。

誰しも思い入れの深い曲を自分の中で育てたことが多少なりともあるはずです。

創る側、演奏者がそのような想いを曲に織り込むことによって表現力が高まります。

想いが伝わって、その表現が誰かの特別な宝物になると良いですね。

8ビートと16ビート

8ビートのノリの中に16ビートの要素を入れて演奏することがよくあります。

ゴーストノートを使ったり、ハイハットを一部だけ若干細か目に演奏したりします。

また、ドラムは全くの8ビートのままギターのカッティングや、ベースの空ピッキング奏法で細かい音符を表現することもあります。

リズムは一緒に演奏するすべての楽器て表現するものであって、決してドラムだけで表現するものではありません。

ボーカルも例外ではありません。

なので、少しドライブ感が欲しい時に何かの楽器で16のエッセンスを加えたり、

少しスッキリさせたいときに16のエッセンスを抜いたりします。

パーカッションが入れば、この辺の雰囲気作りの幅が一気に広がります。

パーカッションが表拍に打てばより本来のビートが強調され、
裏拍を打てば本来のビートに幅をもたせる役割を果たします。

同じリズム隊として演奏するときでも、裏拍にスッと自然に入ってくるパーカッションの音はとても気持ちが良いものです。

8ビート、16ビートにとらわれずに、そのときに必要なビートを叩けるのが理想ですね。

JAZZ SESSIONから思うこと

ここのところしばらく行ってませんでしたが、昨日はジャズのセッションに行ってきました。

もともとそんなに熱心に聴いていた時期もないのですが、札幌から関東に出てきた時に新しいことに挑戦したいと思って参加し始めたのがセッションです。

思い起こせば、恥ずかしい演奏をたくさんしました。

ジャズ独特のルールがわからなくて、たくさん迷惑もかけましたね。

まず人が出すカウントで曲を始められなかったですから。

カウントを出す人が指パッチンを何回かしているので
そのリズムに合わせて入ろうとしたら、
そのパッチンの裏拍でカウントを数え始められて

どっちが本当?

って最初から崩壊してしてましたから。

声が表拍で指パッチンが裏拍だなんてロックの常識にはありませんから。

そんなこともありましたが、今では聴いたことのない曲でもなんとかこなすことができるようになりました。

セッションでやる曲は
1コーラス目でテーマさえ押さえておけば、あとは繰り返しが多いので
なんとかなります。

あとはアイコンタクトでリード楽器の人やセッションホストの方を見ていれば
テーマに戻る
誰かのソロ
そろそろ終わり

などがわかります。
ただ、久しぶりにやってみて感じたのは
よく言えば仲間意識
悪く言えば内輪ノリ
です。

お客さんに聴かせるための演奏にはなっていないのです。

超一流のプレイヤーが緊張感のある演奏を繰り広げている音源を聴いてしまっているので
無難な演奏からは何も感じません。

やはり自分が今やりたいことは

自分の音楽を貫いているミュージシャンの世界観を表現するための彩りを与えること

そして聴いてくれる人のココロを動かすこと

なのだと強く再認識したのでした。

ゴーストノートは聴こえる

ゴーストノートとは、聴こえないくらい小さな音で叩く音です。

スネアでバックビートを叩く以外の音をかすかに叩いて、リズムにノリのニュアンスを与えるために叩きます。

テレビのような媒体の音楽番組とかだと、よく聞こえません。

作品となった音楽をいい音で聴くと聞こえます。

ジャンルによりますが、ライブでも聞こえます。

それにしてもかすかに聞こえる程度なのが普通です。

それでもリズムに微妙なニュアンスを与えられるため、多くのドラマーがゴーストノートを叩きます。

このゴーストノートですが、ゴーストという言葉の意味は幽霊であり、実際にかすかな音ではありますが、音は音なのです。

かすかだろうが、ほとんど聞こえなかろうが、叩いており、少しでも聞こえるのならそれは音なのです。

ですから、あまり聞こえないからといっておろそかにするとノリか崩れてしまい、バックビートが良くても全体が台無しになってしまいます。

むしろノリを左右するものだということで重要視すべき音なのです。

裏拍に入る音ってノリを作るのですよね。

ロックバンドを自己流でやっていると
ゴーストノートをオマケのように捉えてしまいがちです。

しかし、ジャズをやっていると、アクセント以外はほぼゴーストノートみたいな音なので
自然と慎重になります。

ベースとピアノが生音だとスティックをポトリと落としただけの音でも
ドラムの音として十分に認識されますから。

音として出す以上はすべての音に責任を持たなければなりませんよね。

アコースティックの可能性

私は主にドラムをやっていますが、いろんな楽器をかじってきました。

パーカッション類、ギター、ベース、バイオリン等。

パーカッションはそこにあれば触れたくなり、音を出してみたくなります。

誰にでもとっつきやすい楽器です。

一つだけパターンを覚えただけで演奏できる曲もあります。

単純だからこそ良い演奏をするのは大変なのですが、自分で楽しむ分には自己流でもリズムに乗っていればそれなりに聴こえてくるものです。

先日、いつものバンド形態の曲をアコースティックでやってみました。

これがメチャクチャ楽しいのです!

私は歌とかコーラスも好きなので、リラックスした雰囲気で歌い、パーカッション類を叩き、バイオリンを弾きました。

他の人がどうかはわかりませんが、私にとっては好きな楽曲を、好きなアーティストと一緒に、自分が考えたアレンジで飾り付けつけできることは、最高に贅沢な時間の過ごし方、最高の生き方です。

本当に、人生の中で頂点のレベルです。

これを人前で演奏するためにさらに練習していくわけですが、聴いてくださる方がいると思うとますます幸せレベルが上がります。

この調子でグングン伸びていきたいし、皆さんにもこの幸せを分けてあげたいので、ライブに向けての準備をしていきます。